水路で巡る東京(サントス散歩) behind the scene 前編
2013.10.05水路で巡る東京(サントス散歩) - デイリーポータルZ:@nifty2020年、東京でオリンピックが開催されることが決まった。あと7年も先のことだけど、それまでに東京が色々と変わるらしい。その中で、「東京がベネチアになる」という噂を耳にした。ベネチアといえば水の都。水路を使って移動できると街だと聞いている。それはとても素敵だ。素敵だけど、本当にあと7年で東京がベネチアになるのだろうか。気になっていたところ、サントス散歩のコーディネーター、ミスター林からボートクルーズに行きませんかとお誘いを受けた。
オッケー。
ベネチア化計画の下見を兼ねて(誰にも頼まれていないけど)、東京ボートクルーズに参加することにした。
そうだったのか...
実は企画意図をよく知らずに、コーディネーターとして参加。邪魔をしないように隠れて隠れて、空気のような存在となって天気のよい素晴らしい航海(大袈裟)を楽しみました。
デイリーポータルZさん、実はボートに乗るのはそんなに慣れておらず、こんな装備も飛び出します。
水路で巡る東京(サントス散歩) - デイリーポータルZ:@nifty「ついにサントス散歩もここまで来ましたね」 と、ミスター林がライフセーバーをつけながら私にささやいた。その横顔は敏腕コーディネーターそのものであったが、乗船前にミスター林が酔い止め薬を飲んでいたことを私は知っている。
大丈夫でしょうか? いや、大丈夫です。というのも今回の航路はほとんどが川、いってもレインボーブリッジのちょっと先のお台場くらいなのでほとんどがさざ波。風がなければ波が起きません。下をずっと向いているとさすがにダメですけどね。
後ろに見えるのはキリンクレーン。
▼ 海上保安庁(JAPAN COAST GUARD)とカメラ艇
灯篭は本物、再現? 夜は点灯していませんでした。
サントスが手を振る!
乗っていたのは主に外人さんで、海外ではマスクをかぶった人が日常なのか、あまり受けなかったです。でもちゃんと手を振ってもらってますよ。
ここから2020東京オリンピックの選手村になる豊洲エリアへ。築地市場も移転します。空が広い!
ところどころに橋はかかっていますが、便利なのはやはり水路、水上交通ですよ!
さて。水門には標語が書いてありました。
「止めるぞ高潮 守るぞ都民」とサントス。
ちなみに今回の清原似の船長はサントスを「マスクマン」と呼んでいて、「マスクマーーーン! ここで写真とろう!」と色々指示を出していました。実は昔水上スキーをやっていて、その時の先輩後輩にあたることが発覚。そこからやたら打ち解けていました。
こうしてみると、乗るメンツが変わるだけで見える景色も全然違いますね。何度もきている東京湾ですが、光景も体験も新鮮で面白かったです。
(後編へ続く)
【雄大な特典動画】