潮来でヤマハのジェットボート(AR190)&マリンジェット(MJ-VX Delux)初体験
2013.09.03 寄稿者: 和田亜希子 (元記事)和田さんによる、ジェットボート&マリンジェット体験試乗会レポート。和田さんは元々4級船舶を持っていて、水面を流れるように走って行きました。その安定感のある、詳細のレポートでジェット推進の魅力をかいまみて下さい。
何かというと、ワンダードライビングの「ヤマハジェットボート&マリンジェット体験試乗会」。
●ジェット&ジェット! 水上バイク体験試乗&ジェットボート体験クルーズしてきました!【ワンダードライビング】
普段は東京湾や隅田川・神田川などでの企画が主なんだけど、一時帰国中の私が今滞在している実家(香取市小見川)のすぐそばでボートに乗れるということで、大喜びで参加してきた。
●WADA-blog(わだぶろぐ):小型船舶免許&ボート・・・以前のボート遊び関連記事一覧
参加者は主催の野間さん含め8人。
あとヤマハの方と、ヤマハのテストドライバーをされていたプロの方も来て同乗してくれた。
今回の乗り物は
・ジェットボート(AR190)8人乗り/132.4kW/1,812㏄
・マリンジェット(MJ-VX Delux)3人乗り/75kW/1,052㏄
4人ずつ2チームに分かれ、自分達はまずマリンジェットに。
ちなみに頭に巻いているのは、友人Jさんからもらったくまモンのバンダナ。
自分は水上バイクもひとりで操縦していい免許を一応持っているんだけど(1級小型船舶+特殊小型船舶免許)、初体験なので、他の人同様インストラクターのお兄さんと一緒に。
離岸後、まずは操作方法を教えてもらい、川の上で前後交代して、そこからは自分で操縦だ。
想像していた水上バイクとは大違い。
まず何より
でかい!
シートも大きく、安定度抜群。
そして加速度が半端ない。スロットルを握るとぐんぐん加速して、あっという間に時速40キロ・60キロ、そして80キロをだす。それでも全くぐらぐらすることなく、まるで飛んでいるかのようなスムーズさで水面を滑走する。
もちろん、風もなく小波すらたっていない常陸利根川という条件ゆえな面も大きいが、初体験でも怖さはまったくなかった。
カーブでひっくり返ってしまいそうな不安定感も不安感も全くなし。
正直、スピードものは苦手な自分でも、フルスロットルで時速86キロまで出すことができた。
そして初めての感覚を体験した。
このスピードが快感♪
さらに排気量の大きなマリンジェットが事務所内に展示されていた。
こちらは170万円程するそう。
ちょっとしたボートのサイズ。
買わなくても、ヤマハのレンタルサービス「シースタイル」の会員になって月会費を払えば、全国各地のシースタイル拠点で3時間単位で借りることが可能だ。
マリンジェットのみのレンタル会員なら、月会費は1,575円。
ボートも借りるなら、月3,150円。
●レンタルボートはマリンクラブ・シースタイル - マリン製品 | ヤマハ発動機株式会社
いつかお金に余裕でたら、
シースタイル会員になって旅行先でボート遊びしたい!
後半はジェットボート。
普段レンタルしている一般のボートはプロペラだが、こちらはジェットエンジン。
エンジン回りのことは全然詳しくないので、興味ある人はこちらのページを見てほしい。
加速性能が高く、旋回もはやい。
ニュートラルにするとかなり短距離で停止するし、着岸も楽とのこと。
過酷すぎる環境での操縦経験も豊富なベテランのテストドライバーの方。
クルーズ中ずっと、操船テクニックやジェットボート特性について語ってくれた。話も上手で面白く、なによりとっても格好いい!
メンバーは全員小型船舶免許持ちなので、その後順番に操縦。
もちろん私も♪
この一枚は、「ところでどっちに帰ればいいかわかってますか?」とヤマハの方に聞かれ、自信もって「あっち」と指差したのに全然違う方向だったという時のもの。
でも一年ぶりの操船は本当に気持ちよかった。
漁船もプレジャーボートもまったくいない霞ヶ浦は広々として穏やか。最高!
実家近くでこんな遊びができるとは知らなかった。
川だらけの水郷地帯で育ち、小学生から中学生にかけての数年はB&Gに入って、利根川や支流の黒部川でカヌーやディンギーをやっていた。
そんな子供時代の記憶から大学卒業前に4級小型船舶を取得したものの、社会人になってボート乗る機会などもなく失効。知合いのブロガーさんたちが小型船舶免許を取得して遊んでいるのをTwitterで知り、うらやましくなって1級小型船舶へのステップアップ試験を受けたのが2011年。
楽しい趣味がひとつ増え、本当によかったなと思う。
ボート所有なんて夢のまた夢だけど、こうして仲間と一緒にレンタルして乗ることならできるからね。
興味ある方は動画も是非。
スピード感がわかると思う。
その後、野間さんの案内で、国の指定重要文化財になっている「横利根閘門」を見にいった。
さらに利根川を越えて佐原へ。
私が高校3年間を過ごした場所だ。
ここにある道の駅「水の郷 さわら」裏にもマリーナがある。
ボートやマリンジェットがここでもレンタルできるとのこと。
シャワールームやロッカーもある。
佐原というと遠いイメージもあると思うが、東京からは、東京駅八重洲口で千葉交通/京成の高速バスに乗れば、道の駅すぐ隣の香取市役所前まで1時間半で着く(一例 8:50東京駅発→香取市役所前着10:25)。
今のシーズンお土産におすすめなのは、収穫したばかりの生落花生。
茹でたり蒸したりして食べると、乾燥して煎った落花生とはまた違った味と甘さが楽しめる。
フードコートで、ピーナツカレーとピーナッツソフトクリームを食べ解散した。
とっても楽しい充実の一日♪
ワンドラ野間さん、そしてヤマハの皆さま、本当にありがとうございました!