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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

タイヤの空気は漏れ出します。タイヤの空気圧を1ヵ月に1度チェックする理由

2013.06.14

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世の中の人がどれだけタイヤについて気を配っているか分かりませんが、クルマの中でとても大事なのはタイヤ。なぜなら路面に接触している唯一の物体だからです。走る、曲がる、止まるすべてを司る重要な部品。

そのタイヤを正しく動作させるためには規定の空気圧を入れる必要があります。

ただ空気は抜けてしまいます。それはどうしてでしょうか。

チェックでスマイル - ヨコハマタイヤ [YOKOHAMA TIRE]

1 タイヤの成長による空気圧の減少

新品のタイヤを組み込み、タイヤの内部に空気を充填すると、タイヤの骨格であるベルトなどの構造部材がなれることによって若干ですが膨張します。これを「タイヤが成長する」といいますが、これにより新品タイヤの交換から約1ヶ月間で、10~20kPa空気圧が減少するといわれています。

2 空気の漏洩による空気圧の減少

タイヤの空気は1ヶ月間で10~20kPaが自然に抜けるといわれています。空気を抜けにくくするために、タイヤの内側にはインナーライナーという気体を透過しにくいゴムのシートが貼られていますが、そのゴムの分子よりも空気の分子の方が小さいため、空気がゴムの層に入り込み、タイヤ全体からじわじわと抜けていくのです。

分子の大きさの理由で空気が自然に抜けてしまうのです。ガソリンスタンドで給油するのが1ヵ月に1度であれば同時に空気圧チェックがオススメ。セルフのガソリンスタンドだとつい面倒ですが、それでも安全に関わるのでお忘れなく。

さて次に空気圧はどう調整したらいいでしょうか。

チェックでスマイル - ヨコハマタイヤ [YOKOHAMA TIRE]

クルマが走ることにより、タイヤは路面との摩擦でゴム部材に熱が発生します。当然ながらタイヤ内の温度も高まり、空気の膨張によって空気圧が上昇することになります。指定空気圧はタイヤが冷えている冷間時のものなので、温度が上がり空気圧も上がった状態で調整してしまうと、温度が下がったときに指定空気圧を下回ることになります。そのため空気圧点検・調整は、基本的には走行前の冷間時に行うようにしましょう。

基本は「冷間」、つまりタイヤに熱が入らない状態でということですから長距離、高速走行前が原則。逆に高速道路上や山道走った直後などではタイヤが熱くなっている「温間」なのでご注意を。

チェックでスマイル - ヨコハマタイヤ [YOKOHAMA TIRE]

欧州車が乗車人数や積載荷物の量によって設定空気圧を変動させているのに対して、国産車はタイヤサイズの違いによる空気圧の設定しか表示されていません。このことは、タイヤ空気圧に対する意識の違いを表していると思われます。日本では「タイヤによって最低限の荷重負荷能力が発揮されていれば良い」と考えられているのですが、欧州では「乗り心地やドライバビリティを積極的に変化させよう」と能動的にタイヤを使っているといえます。

国産車は、推奨空気圧を1つしか指定していないのが一般的であり、これは最大定員数+積載荷物分を前提にした通常の走行条件にて設定されています(車両保安基準に規定されています)。「1名乗車なら空気圧を下げられるのか?」という質問もありそうですが、あくまでも指定空気圧を基準とし、それより下げることは行いません。

欧州車の場合も、例えばBMWでは4名乗車時と5名+荷物積載時での空気圧を設定していますが、4名乗車時の指定空気圧で5名+荷物を積載した場合、基準より上げる設定となっていると考えられます。

▼Porsche 911 (997)
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▼MINI Clubman
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MINIの場合は2名までと4名+荷物で指定があり、195/55R16の場合

・2名まで F/R 240kPa
・4名+荷物 F 260kPa / R 280kPa

と指定されています。

・高速道路で燃費をよくするために空気圧を上げた方がいいの?

昔はよくこう言われていましたが、これも昔の話。現代のタイヤは扁平率が低くなっており、デメリットが大きいためこのようなTipsはもう不要のようです。

タイヤの空気圧について/点検/ダンロップタイヤ 公式タイヤサイト

タイヤの空気圧が高い場合の影響

トレッドが傷つきやすくなってしまいます。 路面との接地面積が減ってしまうことで、偏摩耗(センター摩耗:中央部だけ減りやすくなる)が起こり、長持ちしなくなります。 小さな段差でも跳ねる感じになるような、乗り心地に影響します。

ついせんだってMINIのタイヤの空気圧をチェックしたところ、なんと前後とも300kPa近く入っていてビックリ。おそらく貸した時ガソリンスタンドで入れてもらったようですが、いくらなんでも入れすぎです。道理でポンポンはねて乗り心地が悪いなあ、ショックの減衰力の問題かなあ、と思っていたところでした。

これを規定圧まで調整したところ、ポンポンした跳ねはなくなりました。入れすぎも注意です。


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昔は車載工具としてついてきたものですけどね。

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クルマのタイヤにはクルマ用コンプレッサーを。







【参考リンク】

タイヤの使用と管理 | 株式会社ブリヂストン


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