RRは雪に強いのか? 実際にやってみました
2013.01.19RR(リアエンジン・リア駆動)の車は駆動輪への荷重配分が高く、トラクション性能に優れるというのが売りです。またそのおかげで雪道も4WDを除く2輪駆動の中ではイケてるという噂。本当にそうなのでしょうか?
かなりのドカ雪、ふりしきる雪、雪、雪。武者震い、いや寒くて震えがきてしまいます。
この911は前軸に約450kg、後軸に約950kgかかっています。後軸荷重だけを考えるとほぼ1トンがかかっているのですから、相当なもの。重量配分的には68%です。
バックで駐車場から出て、ターン、そして雪の上で多少アクセルを踏み込んでみると・・・
ツツツツーーー
あれよあれよという間にリアが横滑りをはじめ、駐車場の傾きから下の方へと落ちていき、ポールが近づいてきましたよ。やばいやばい。
超低速なのですぐさま止まりましたけど、ちょっとアクセルを踏み込めばご覧のとおり。所詮オンロードタイヤでは荷重に関係なく滑るということです。そして滑りだしたらトラクションコントロールや横滑り防止装置など意味をなしません。物理法則の原理原則に従い、重いものが下に落ちるだけです。
ということで、駐車場内でもこれほど危ないのに、公道なんて出られるわけないということで記念撮影だけしてガレージ内に戻しました。安全第一。
こういうことは広いところ+スタッドレスタイヤ(スパイクタイヤ)装着でやってみたいですね。
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緊急脱出用に。