カーナビ KENWOOD MDV-333、バックカメラ取り付け
2012.12.27
走行性能は申し分ない 997ポルシェ GT3 RS。ひとつだけ問題だったのはカーオーディオ。そう、初年登録2007年当時の最新のカーナビだったため iPhone/iPod接続に対応していなかったのです。
（Panasonic strada CN-HDS945D）
そしてもうひとつの懸念点。それはリアの視認性。バックのときリアがとても気になります、特に車高が低いので縁石に注意。ということでリアカメラも欲しいところ。
そこで今回選んだ最新カーナビはKENWOODの2DINカーナビの中でもっとも安価なエントリーグレード。実勢価格はなんと5万円以下です...
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5万円でカーオーディオからナビまでこなすんですから、時代は変わりました。20年近く前、最初のマニュアル車として買ったKP61スターレット、こちらに入れたオーディオは奇しくもKENWOOD製、カセットデッキで5万円、4スピーカーで数万円もして取り付け工賃込みの合計は15万円くらいだったことを考えると、まさにデフレと技術の進歩には驚かされますね。
今回色々なメーカーを調べたのですが、結局は現在S2000でKENWOODを使っていること、物理ダイアルが出ていて操作系が共通していることからKENWOODにしました。KP61の時代から「触ってわかる」物理インターフェースがとても気に入っています。
昨今は2DINまるまる液晶でタッチパネル、パイオニアにいたっては触りもしないで空中ジェスチャーで操作もできるところまで来ていますが、私はオールドタイプ（古い人間）なので、やっぱり物理ボタン・ダイアルが好きですね。あのクリック感がいいんです。
ということで安いし、ダイアルはついているしで願ったりかなったりのMDV-333です。
しかし装着は一筋縄ではいきません。リアカメラをつけようと配線はどこを・・・そういえばリアにエンジンなんてものがあるじゃないですか！ ということでプロを召喚。
2名がかりで養生からスタート。
リアカメラはナンバープレート上にあるライトの横を削って配線してナンバー横に設置。
配線はリアバンパーの中から右リアコンビネーションランプ（ブレーキランプ）のグロメットを通して室内へ。
室内を配線させるところから、なんだか雲行きが怪しくなってきました。
「この線、どこ通す？ 上、下？」
ロールバーが邪魔して作業性は最悪。というかロールバーつけたまま内装はがすのって、どうやるのさ？
以前取り付けていたカーナビ用の配線があっちこっちに伸びていて大混乱。地上波デジタル用アンテナ、GPSアンテナ、ETCアンテナ、音声認識用マイクなどなど。しかもがっちりタイラップで取り付けてあり外すのが容易ではない上、内装を全バラして奥の奥に取り付けていたようでおおハマりです。
配線が通らない～
iPodアダプターを忘れたということで持参がてら、さらに人員が1名追加、合計3名がかりでインパネと格闘です。
配線だらけ・・・
取り外したカーナビ本体。
ついでに誤動作が多かったレーダー探知機も外しました。これが後で問題となるのですが...
新しいカーナビ、KENWOOD MDV-333。カーナビというよりも、iPhone/iPodを接続するカーオーディオといった方が正確です。というのもカーナビは iPhoneの通信カーナビアプリ、internavi pocketをメインで使うから。スマホなので多少使い勝手はよくないですけど、渋滞情報の正確性、渋滞回避能力はピカイチ。これと同じ性能が欲しいとなるとパイオニアのサイバーナビしかありえず、そうなると一気にコストアップ。同等の性能が年間3500円の使用料で使えるのですから、十分でしょう。
最後にiPhone/iPodアダプターをグローブボックス内に通して設置は完了。
無事使えるようになりました。
AV対応のケーブルにしたのでビデオも見られます。
ライブの迫力がそのままに！
やはり車内で Perfumeがかかると馴染みますね～
また手元にスイッチを増設、シフトをバックに入れなくてもスイッチでリアカメラを作動させてモニタに映し出せるようにしてもらいました。リアが見にくい上、バケットシートで後ろをふりむくのが大変なので、何気に便利です。
これでドライブにいくのが楽しみになりました。
