ワンダードライビング[wonder driving]

乗り物とホビーのブログメディア ワンダードライビング[ワンドラ]

PICK UP

phazer_proj.jpg

ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

オリジナルOHLINSサスペンションキット「ワンドラ・カスタム」製作記(8)最終確認比較走行

2012.09.19

ワンドラ・カスタム・オーリンズの最終確認のため、再びノーマルS2000との比較走行に行ってきました。

DSC_6785_DxO

前回の比較走行⇒▼オリジナルOHLINSサスペンションキット「ワンドラ・カスタム」製作記(1)S2000比較走行【ワンダードライビング】

今回はあいにくの雨模様。路面がウェットでバンピーなワインディング。固いだけの足だと跳ねてしまい動きが唐突だったり、接地感が薄くて怖い思いをするのですが、実際はどうだったでしょうか。

DSC_6790_DxO
(S2000標準車)

DSC_6789_DxO
(ワンドラ・カスタム・オーリンズ装着S2000)


今回の仕様は吊るしの状態から数えて3回目の仕様変更、phase-3の足となります。車高は余り落とさず、前後とも10~15mm程度のマイルドなダウン量。

ファーストカスタマー候補の赤S2000ユーザーの方と入念な打ち合わせ、3回の実走確認を重ねて、最終的に16インチ仕様が決定しました!

スプリングレートは17インチとは異なり、ノーマルとほぼ同等のフロント 5kg、リア6kg。減衰力設定は現在のphase-3のものとします。

今回20段階調整をいじるとどうなるか体験してもらったのですが、適当に番手をいじり、前後とも緩めてみたらスプリングに対して前後とも減衰が負けてしまい、凸凹でピッチングが出まくりで乗れたもんじゃありません。それほど調整幅が広いのがオーリンズの特徴で、本当に1クリック(1段)の違いが乗り味に影響します。

減衰力調整をきちんと行い前後バランスをとるのが非常に大事で、バランスがとれるときっちり抑えられ、しかもハンドル操作にリニアに反応するハンドリングが実現できます。

ハンドル操作に対し非常に素直なので、これまでのノーマル足と比べるとラインの自由度が上がった感じがするとの赤S2000ユーザーの声。まさに狙った通りです。

もちろん今回乗ってもらったのはタイヤ、ホイール、スプリングが異なる17インチ仕様の足なのでご自身のS2000に実際装着するとどうなるかはやってみないと分かりませんが、減衰力20段階調整と全長調整式の車高調整機構で自分のクルマに合わせていくのがひとつの楽しみとなるはずです。

ということで、正式に16インチ仕様「ワンドラ・カスタム・オーリンズ」発売開始です。詳細は別途お知らせします。

17インチ仕様はもう一度試したいことがあり、それを試した後に発売予定です。こちらもご期待下さい。


あわせてこちらの記事もいかがですか?

サイト内検索

人気記事ランキング

もっと見る

新着記事

もっと見る

アーカイブ

PAGE TOP