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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

ルノーメガーヌ RS TROPHY Ver. SiFo 300ch 詳細レポート(2)インテリア編

2012.07.10

(1)エクステリア編」の続き。

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Ver.SiFoの外観上の特徴のひとつはチョンマゲ、ルーフ上に設置されたエアスクープ。もちろんカーボン製です。

【カーボンエアスクープ】

ルーフに新しく装備されたカーボンエアスクープは機能するホンモノ。フレッシュエアをビュービュー室内に導入することができます。

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雨天時や風切り音が気になる、という場合に備えてエアスクープをふさぐカバーもあります。

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外側のカバーを付けると雨や風の進入はほぼ皆無。

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エアスクープが取り付いた室内はエアを2又に分け、それぞれ運転席側、助手席側へと風を導きます。

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エアコンと同じルーバーを使っているので、回転、開閉が可能。

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突然の雨や、霧雨、結露などによって雨漏りするのを防ぐため、エアスクープの室内側本体には水抜き用バルブを設置。バルブに接続された透明パイプは室内の水タンクへとつながっており、多少の水が入ってきても大丈夫になっています。

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水タンクは汎用、ペットボトルを利用しています。

高速道路でエアスクープを使うと風がビュービュー入ってきて、扇風機でいえば「強」にしているような感じで季節がよければこれで十分涼めます。風が強い場合はルーバーを閉じれば風は防げますが、高圧の風が入り込んでいるので風切り音はどうしても侵入してしまうのは仕方ないところ。その場合は外側カバーを取り付ければ普段どおり、室内は静かになります。

【RS TROPHY内装】

Ver.SiFoのベースとなっている新型メガーヌ RS TROPHYのインテリア、装備についてご紹介。

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レカロ製バケットシートはサイドエアバッグ付き。

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本革巻きステアリング。とても握りやすいです。

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ペダル。クラッチは軽めで操作しやすいです。ブレーキはブレンボキャリパーがガッチリ効きますが、流す分にはそんなに制動力使いません。アクセルペダルはかなり右側、センタートンネルのそばにあるのでヒール&トーのときかかとがセンタートンネルにぶつかることもありましたが、これはやり方と慣れの問題でしょう。

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メーターパネル。黄色のタコメーターが鮮烈です。先代メガーヌ同様、3000回転弱から吹けきる6000回転までがパワーバンドで、グイグイスピードを乗せていけます。270キロメーター、最高速は250km/hとのことですがそこまでスムースに出そう。

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センターコンソール。先代同様カード型キーにスタートボタンでエンジン始動です。

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6速マニュアル。シフトノブは握りやすく操作感もカッチリ。今回から左上がR(リバース)となり、リングを上にあげて入れます。

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1000台限定生産である RS TROPHYの証、シリアルプレート。No. 0897です。

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サイドシルにはスカッフプレート、ルノースポールの文字入り。

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ドアトリム。アームレストは本革、アンロック、ドアハンドルはきれいなRを描いていてデザイン的にも統一されています。
大型ドアポケットもあり、携帯電話からペットボトルまで色々入れられます。

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インパネ。ルノースポール文字入りカーボン調プレートがレーシー。スピーカーのツィーターもあります。

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全体的に派手さはないですが、シックでオシャレな印象。要所要所を押さえることで、さりげないスポーツ性を醸し出しています。実際走ってみるとその飛び抜けた走りに驚くことになるわけですが、なにせニュルブルクリンクFF最速です。

サイドブレーキは先代のバー式と異なり、通常の引き上げ式になりました。

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助手席側レカロシート、シートリフター、サイドエアバッグ付き。シートの座面は結構高く、足下も広々。シートベルトは黄色、ステッチも黄色です。

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広大なリアシート。ここに180cm近い大人 3人乗っても十分なヘッドルーム、ニースペースが確保されているのですから驚きです。ウィンドウは小さいので景色を楽しむという雰囲気ではありませんが、飛行機と考えれば十分。包まれ感もありリアシートも快適。

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居住性も高ければ、積載性も相当です。そっけないリアトランクですが、3ドアとは思えないほど容量はたっぷり。シートを倒せばもちろんさらに広がります。

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デザイン性が高い上に居住性、積載性も高く実用的というFF最速メガーヌ。バカンスを楽しむフランス人恐るべしといったところでしょうか。

次回はその走りに迫りたいと思います。

つづく)⇒▼ルノーメガーヌ RS TROPHY Ver. SiFo 300ch 詳細レポート(3)ハンドリング編【ワンダードライビング】


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