スカイツリーは船の上から見るものだ！【第３回】ワンドラ・体験ボートクルーズ＠定番運河・スカイツリーコース #boat120520

2012.06.14 寄稿者: いしたにまさき （元記事）

ワンドラ・体験ボートクルーズも、早くも第３回目の開催となりました（第１回は荒天のため延期でした）。

今回のコースは、定番の東京都内の運河コース。そもそも、私の船熱が着火したのは、このコースです。

ホントこのコースだけは、何回運転してもいいものです。ということで、今回も多くの人に体験してもらいました。

今回の出発マリーナは、勝どきマリーナ。コースは二手に分かれました。

　リンク: 【第３回】ワンドラ・体験ボートクルーズ＠定番運河・スカイツリーコース＆ロックゲート・ゲートブリッジコース　開催しました！ #boat120520【ワンダードライビング】.

金環日食の前日の日曜日、勝どきマリーナを出航して

1. 神田川・スカイツリーコース：神田川、日本橋、御茶ノ水聖橋、スカイツリー
2. ロックゲート、ゲートブリッジコース：小名木川、荒川ロックゲート、ゲートブリッジ

の二手に分かれてボートを愉しみましたよ。

私の船は、神田川・スカイツリーコースです。

このコースは、隅田川から日本橋川に侵入し、いきなり日本橋という目玉がきて、首都高高架下のせまいところをくねくねと進み、御茶ノ水駅という東京の至高の風景を味わい、アキバを通過して、隅田川に戻って開放感を味わうというコースなんですよ！お客さん！

隅田川から、日本橋への進入は、こんな感じ。

ね、けっこう低い橋をくぐっていくんです。

日本橋川に入ってしまえば、あとはひたすら橋と首都高の橋脚の間をすり抜けていくのです。

そして、一路神田川へ。

あの御茶ノ水駅から見える川ですね。

これ、ホントによく聞かれることなので、しつこく書いておきますが、この日本橋川や神田川を通るのに、別に許可とかは必要ありません。

これらの川というのは、船のいわば公道なんです。だから、船を準備して、ルールとマナーをちゃんと守ればいいだけなのです。

なお、実はこの週は、諸事情あって、同じコースを私は２回乗っています。そのGPSレコードをここに並べておきます。

▼今週後半の日本橋〜神田川コースのGPSレコード

大きな地図で見る

▼今週前半の日本橋〜神田川コースのGPSレコード

大きな地図で見る

聡明なみなさんなら、もうおわかりですね。

今回のワンドラボート３では、なんと私も神田川で御茶ノ水駅はもう７回ぐらい通っているのですが、初の神田川通行止めによるUターンという洗礼をくらったのです。

ということで、そのまさかの御茶ノ水駅Uターンの様子の一部始終は以下の動画にて（なぜか偶然撮影していたのです）

もうね、ホントびびった。

東京の河川はそもそも工事が多いのですが、やっぱり震災以降工事がさらに増えています。

それでもね、こんなばかデカいクレーンみたいなものがあり、さらにそこでカコーンカコーンと杭を打ち込んでいるような音を聞いたのは、はじめてです。

あの杭の音がわたしには絶望のドラムのように聞こえてました。

いやあ、これはさすがにわれわれが乗っているのが、小型船舶とはいえ、これは無理！

こんなのカヌーでも自転車でも、けっこう厳しいレベルです。

で、このルート、ここを抜ける以外には選択肢がないルートなので、今きたコースをそのまま引き返すことになりました。

まあ、こんなこともあるわけです。

そして、隅田川を北上して、スカイツリーへ。

時間があれば、スカイツリーそばの運河にも行ってみたかったのですが、それはまた今度ですね。

スカイツリーが近づく中、船の上では、どうにもスカイツリーに現実感がないという話になり、やれコピペできそうとか、でっかい人がちょんと置いたに違いないとか、主に私が言い続けていました。

結論としては、スカイツリーはコンピューターで設計しているためか？、どうにもアルファチャンネル感が拭えないということで、私はとても納得しました。

隅田川の上から見ると、スカイツリーのある光景はなんとも不思議な感じです。この奇妙な感じって、きっとスカイツリーに昇っても消えないんじゃないかなとすら思いますね。

さて！

もう１つのコース、ロックゲート、ゲートブリッジコースでは、実はめでたいことがありました。

【第２回】ワンドラ・体験お花見ボートクルーズで船に目覚めてしまった磯崎哲也さんが！なんと、速攻で船舶免許を取得して、免許持参で登場したのです。

なんという行動の素早さ。

さらに、船についても記事までアップ済。やはりできる男は違いますねえ。超かっこいい。

　リンク: 週刊isologue（第163号）財務・法律好きの方のための「海とベンチャースピリット」 | isologue.

私、今までの人生でこれといった趣味が無かったんですけども、先月、「第２回 ワンドラ・体験お花見ボートクルーズ」という企画に乗っかって横浜ベイサイドマリーナから東京湾クルーズをしてみて、ついに「覚醒」いたしました。 「磯崎2.0」に生まれ変わった感じとでも申しましょうか。「磯崎」という名前なのに、なぜ海が好きなことに気付かなかったのかと、今までの人生がちょっと悔やまれます。

　リンク: 海とベンチャー : 磯崎哲也の起業案内 : 起業 : ジョブサーチ : YOMIURI ONLINE（読売新聞）.

加えて、海の法規やルールにも大いに萌(も)えるものがあります。

つまり、その気にさえなってしまえば、たった１ヶ月で船にただ乗せてもらう立場から、船を運転する立場にクラスチェンジできてしまうのです。

車もそうですが、ただ乗っているのと運転しているのでは、乗っている乗り物から得られる情報量が全く違います。これだけは、一度運転して、波や風の影響を感じてみないとわからないんです。

これは一度味わうと、実に面白いものなんですよ。

ということで、こんなゆるい船遊びに興味のある人は、以下のfacebookページにご参加ください。

　リンク: ワンドラ・ボートクルーズの部屋.

なお、気になる参加費用ですが、参考までに今回のこのワンドラクルーズの参加費用は、半日きっちり遊んで、３０００円です。

そう、船遊びに参加する費用なんて、実はこんなものなんです。なお、次回のワンドラクルーズのコースは未定です（笑）。

どこに行こうかなあ、でも今回参加できなかった人もいっぱいいるので、また次回も勝どきマリーナかな？

▼いまから取るボート免許 [2011-2012]―一級・二級小型船舶操縦士ガイドブック2011-2012 (KAZIムック)