タミヤ・デュアルハンター公園ラジコンデビュー! シェイクダウン走行レポート
2012.05.08ツインモーターの力強い走り。
小学生が製作したRC、タミヤ・デュアルハンターを早速公園に持ってきました。場所はいつもの公園、草が生い茂るオフロードです。
実はこういった芝生は走りやすそうでいて、地面が凸凹しているし、草が意外にも大きな障害物となって小径タイヤ、2輪駆動は苦手。
一緒にもっていた中ではM-05Raの アルピーヌA110はかなりスタック。逆に大径タイヤ装着のWR-02、VW type2は2輪駆動の割にスイスイと走ります。GTチューンモーターを装着してハイスピードセッティングにしたDT-02 ホリデーバギーもさすがはオフロードバギー、スムースな走りを見せつけました。
そんな中、デュアルハンターはさすがはツインモーター、もっともパワフル。特に大径にゴムスパイクピンがでていてオフロードのグリップ力は強く、ブレーキをかけるとノーズダイブどころかリアが持ち上がります。バックしてすぐにアクセルONにするとウィリーモデルではないのにもかかわらず、フロントが浮いて少しウィリーするほどでした。
一方コーナリングはというと終始安定志向、アンダーステアが強くブレーキをかけても4輪すべてにブレーキがかかるのでテールをふり出すこともありません。運転はしやすいのですが、ダイナミックな走りができるかというと、意外にも地味な感じ。ただその分走破性は高く、どんな路面状態でも走ってしまいます。これはスゴイですね。
フリクションダンパーはサスペンションの可動域が狭く、路面の追従性が悪いのでクローリングっぽいことをさせようとするとすぐに内輪が空転をはじめてしまいます。サスペンションをオイルダンパーに変更して可動域を大きくとって、前後ともにデフロック、さらにリアナックルをフロントと同じにして4WSにするとちょっとしたクローラーとしても楽しめそうです。
ツインモーターはフロントとリアで駆動を伝えるものがない、完全に前後独立した駆動系のためセッティングは今までとは違う考え方をしないといけませんが、例えばリアモーターだけパワーアップしてオーバーステアを強くする、電費を考えるとフロントだけ380モーターにして弱くするとか、リアだけデフロックにする、いやいっそのことフロントモーターを抜いて2WDにするとか、そうしたらデュアルハンターの意味ないですかね。
なんて色々考えられて面白そうです。前後左右対称設計というのはパーツの流用性も高いし、様々なカスタムができそうですよ。
ちなみに。
GWだったので、いつも以上に子供ホイホイが大漁でした。子供ってほんとラジコン好きですよね。
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【企画:ワンドラ、協賛・キット提供:タミヤホリデーファクトリー】▼タミヤRCモデル・トップページ