新発想! トーヨータイヤ、雪のブレーキも安心な夏タイヤを開発
2012.04.17今年の1月、2月は都心部でも豪雪がありましたね。夜や翌朝道路を走っていると、路肩にはスタックしたクルマがずらっと並んでいました。冬の間は地域に関わらず、スタッドレスタイヤを装着するのが最も安心なのですが、「降るかどうか分からない雪に備えるなんてもったいない!」という方は少なくないはずです。
そんな方々の意見を聞いてか、トーヨータイヤがスゴい夏タイヤを開発しました!
雪に強い夏タイヤ「トーヨーCFt」拡大展開 Gazoo.com2012年4月14日、トーヨータイヤから新ジャンルのタイヤ「CFt」が一般発売されることになった。このCFt、何が新しいかというと、基本は夏タイヤなのに、ある程度の雪道だったら走破できる"冬性能"が付加されているのである。
例えば、スノーブレーキ性能を示す指標を見てみると、同社のスタッドレスタイヤ「ガリットG5」が238、同夏タイヤの「エコ・ウォーカー」が100となっているのに対し、CFtは「181」と、実に夏用タイヤよりもスタッドレスタイヤに近い性能を有している。それでいながら、ドライならびにウエットでのブレーキ性能はエコ・ウォーカーとまったく互角。つまり、制動能力に関していえば、「冬性能を付加した夏タイヤ」といううたい文句どおりの性能を実現しているのだ。
あくまで、「夏タイヤにある程度の雪上走行性能をプラスした」というのが第一目的であり、どんな雪道も走れるというわけではありません。しかし、年に数回しか降雪がない地域では、十分期待できるのではないでしょうか?
トーヨータイヤというと、スタッドレスタイヤにクルミの殻を使っていたりと、他社とは異なるアプローチで商品展開をしていることで有名です。今後の販売戦略にも、期待大です!
でゎでゎ