小学生のRC製作記 phase-08:ダンパーの組み立て #rc_club
2012.04.23今回はサスペンションの要となる、ダンパーの組み立て。いわゆるフリクションダンパーとなります。
フリクションダンパーはオイルを使わず、ゴムパイプとシャフトの摩擦を使って減衰を実現します。ゴムパイプを指定の長さにカット。
おもむろにニッパーでカットしはじめる子供。手を切らないか冷や冷やです。
切り方は乱雑ですが、なんとかカット終了。これをダンパーの中に入れて組みます。
普通のフリクションダンパーであればシリンダーの中にゴムパイプを入れて終了ですが、こちらはなぜか外側にもゴムパイプを付けます。これってももしかしたらバンプラバー的役割を果たしているのでしょうか。デュアルハンターはツインモーターで車両重量もあるので、それを抑えこむためのようです。
作業はネジMA4をダンパーエンドC1にねじ込むのがちょっと大変。子供一人では出来ないので大人も手伝って二人がかりで固定します。
さらにダンパーキャップC3を固定するのですが、中に入れるゴムパイプが長すぎて力づくで押し込みながら固定しました。入らない場合は長さチェック、多少短くすると作業しやすいです。
ゴムパイプにはグリスを塗りますが、ネジとゴムパイプが擦れるところが「フリクション」になり、減衰するという仕組み。内径はギチギチではないので多少接触するくらいで、ほとんどはスプリングのみといったところでしょうか。あとは走ってみないと効果のほどは分かりませんね。
ダンパーは4本同じものを作ります。
スプリングを縮めてスプリングシートを入れるのが大変、と子供はぶつくさいっていましたがこれも手順の問題。先にスプリングとスプリングシートC8を入れてから、車高調整&プリロードを設定するE8パーツを入れるとラクラクできます。
今回の製作時間:28分
総製作時間:111分
教訓:
・ゴムパイプを正確な長さに切るのは大変
・ネジシャフトとダンパーエンドをとめるのは作業がしにくく、どこまでしめていいのか分かりにくい
・E8パーツはあとから入れると楽
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