Hondaのワンポイントアドバイス「雪道の走り方」
2012.02.03寒波で毎日寒いですね。日本海側は猛吹雪、関東も冷え込みがきつくて路面凍結注意です。
そこで今回は雪道での走り方、ドライビングについて。Hondaではワンポイントアドバイスとして、雪道の走り方を公開中。
丁寧な運転をこころがけるのは当然ですが、車に乗り込むときから注意です。
Honda|ワンポイントアドバイス|雪道の走り方クルマの屋根の上やウインドウランプ類に積もった雪は、走行前に必ず落としておきましょう。
また靴底の雪は、落としてから乗車しましょう。雪がついたたままでは滑りやすいため、ペダル操作の際に大変危険です。また室内のフロアマットに雪がたくさんつくと、湿気が多くなりウインドウの曇りの原因となります。
よく屋根の上に雪をのせたまま、急ブレーキでドサーーーっと前に落とすひとがいますけど、前方は見えなくなるし、車の前に雪が落ちてスリップの原因となるし、安全ではありません。
ウィンドウはもちろん、ルーフ・ボンネットの上の雪は全部落としてから発車するのがマナーですし、安全です。
冬の路面は、天候・時刻・通行量などにより、刻々と路面状況が変化します。晴れた日でも日陰は凍結していることがあります。路面が黒く光っている場所や、橋の上やトンネルの出入り口は特に注意しましょう。圧雪路はグリップがあり比較的走りやすいですが、気温が上がり雪がとけかけてシャーベット状になった路面は、滑りやすく注意が必要です。
路面状態は変化するので、予測運転が大事です。
雪道では発進も大切です。特に凍結路では、乾燥路面と同じように発進しようとしても、タイヤが空転してしまいます。AT車の場合、まずはアクセルペダルを踏まずにクリープ現象※1 でクルマが少し前に進んでから、ゆっくりアクセルペダルを踏んでいきます。また、積雪のある駐車場などで発進に失敗し、スタック※2 してしまった時などは、タイヤ前後の雪をならし、前進後進をこまめに繰り返し振り子のように反動をつけてから、やや強く前進(後進)すると脱出しやすくなります。
それでもダメな場合は、駆動輪の脱出方向に砂をまくか古毛布やタオルなどを敷くとさらに有効です。ハンドルが直進状態で脱出できない場合は、前後左右の安全を確認して、ハンドルを少しだけ左右に切って試してみてください。
もし自力での脱出が困難だと判断した場合は、各ロードサービスなどに救援を求めましょう。
皆さんJAFに入っていますか? JAF以外でもロードサービスがついているカードや保険などあるので、いざというときのためにチェックしておきましょう。私はもう20年以上JAF会員です。
都会に住んでいる人にとって雪道、凍結路は非日常。普段とは違うんだ、危険なんだという自覚をもって、不安なら運転をとりやめるなどして安全を確保しましょう。
他にも色々なアドバイスがあるので、参考にぜひどうぞ。
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