わださん、はじめての東京河川クルーズ
2011.12.17 寄稿者: 和田亜希子 (元記事)ワンドラ・ボート部(女子)のわださんによる東京河川クルーズレポートです。
学生時代にとった小型船舶免許を◎◎年ぶりに再取得(失効してた)した理由は、みたいもん!いしたにさんの、河川クルーズ動画を見たため。川面から見る東京風景がすごく新鮮でワクワクさせられた。
●プレジャーボートで『東京水路』という新しいレジャーを開拓したい:[mi]みたいもん!
そんな憧れの東京河川クルーズに、ネタフル・コグレさんに誘っていただき参加してきた。
当日のリアルタイム中継は、いしたにさんがまとめてくれたTogetterで。
●ワンドラ東京河川クルーズ01「隅田川→日本橋川→神田川」 - Togetter
初めて訪れた勝どきマリーナ。
表側から見ると、普通の喫茶店なんだけど、店内突き抜けると船着場が!
今回借りたボートは6人乗りのベルフィーノ。
レギュラーシーズン(10月~5月)平日なので、3時間のレンタル料は7,000円。
これにガソリン代入れても12,000円弱で、割り勘で1人2,000円未満(ヤマハ・シースタイル利用料金表)。船遊びというと「セレブだなあ~」とか言われるけど、実は結構お手頃な娯楽なんです、いやほんと。
この日の東京の天気は最高。
真っ青な空が広がり、風はちょっと冷たいもののむしろ心地よいほど。
まずは隅田川下ってレインボーブリッジ目指す。
川面から眺める東京は、街路樹も色づいていてほのぼの。伊豆七島から定期船で戻ってきた時も毎回思うけど、水の上から眺める東京はとても美しい。水路や川面たくさんあるし、もっと水の都打ち出してもいいよね。
来年の干支「辰」キャップ着用♪
そして隅田川から日本橋川へ。
神田川から分岐して隅田川へとそそぐ、そのほとんどが首都高の下というちょっとかわいそうな短い川だ。
川というよか、水がたまった地下神殿の列柱といった趣。
これは緑の屋上看板が見えるので、江戸橋ジャンクションあたり。
徒歩や車でしか通ったことない橋の下は、
ひとつとして同じようなものがなく、なかなか楽しい。
そして川の両岸風景も非常に新鮮だ。
東京の中を走る川は、江戸時代に作られ整備されたところが多い。
ワンドラののまさんがとっても詳しいんだけど、古い時代の石垣がところどころ残っている。歴史感じる。もちろん、ひとつひとつの橋も歴史ものだ。
そこを操縦してゆく人は結構大変でもあるけど。
(私は全然自信ないので、広い隅田川に出るまで操縦席にはつきませんでした)
レンガのところも。
こんな風景、船で通らなきゃ一生見れなかった。
そして今回の河川クルーズのハイライトシーンはやはりここ。
日本橋川から神田川に入り、御茶ノ水に差し掛かるところ!!!紅葉をまだらに映し出す川面のさざ波はまるで絵のよう!
はー。ため息。
御茶ノ水駅の上を横切るアーチ型の聖橋だ。関東大震災後に作られた震災復興橋梁のひとつとのこと。名前の由来は湯島聖堂とニコライ堂を結んでいるため。
地上はこんな感じ。
日頃の行いか、本数多いから当然のことなのか、
聖橋をくぐった瞬間に前方に現れたのは、地上を走る丸ノ内線。
「船で地下鉄の下を走る」
というのも、よくよく考えると結構新鮮な体験だ。
まあ実際にはほとんど何も見えなかったけどね。
御茶ノ水を通り過ぎた後もエキサイティングな風景は続く。
総武線に沿って、秋葉原そして浅草橋方面だ。
右上に見えているのはJR。
肉の万世。というか万世橋。
来年の干支「辰」(そろそろくどいって?)
大学でて新卒で就職した銀行では、浅草橋支店に配属だった自分。ここの風景が好きで、毎朝しばし神田川を眺めてから支店に向かったんだよね。
神田川から隅田川にでたところで、今回はじめての操縦。
月曜日でレジャーボートもなく、そこそこスピードもだせて快適。やっぱり船はいい。ストレス発散にもなる。あんまストレスたまる生活はしていないけど。
東京スカイツリー。
青空に映える。
そして再び隅田川を下って、レインボーブリッジへ日没を見に。
浜離宮のすぐ脇から眺める東京タワー。
そして3時間前とは違う色に染まるレインボーブリッジ。
風がかなり冷たくなっている。
「やっぱ水路でしょ!」という、いしたにさん発言がとっても納得な3時間。最高だわ、これ。
この日のコース。
隅田川以外は同じコースを往復たどるのではなく、ぐるっと回って来れるところが面白い。
他にも荒川方面に向かう水路コースなどもありそちらも面白そう。
船から降りて、歩いて築地に向かう途中、
今度は橋の上を通った。
東京河川クルーズ、
はまります、ほんと。
●[N] 2011年最後の東京湾&河川クルーズ
●晴天の中、隅田川・日本橋川・神田川! 東京河川クルーズレポート(1)【ワンダードライビング】