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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

今年最後の耐久レース! えのもと杯耐久レース(2011年12月)参戦レポート

2011.12.30 寄稿者: のま元記事

高尾の冬は寒いぜ」、当たり前ですが。

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冬晴れのいい天気の中、世の中はクリスマスだというのにここミニ四駆専門店「えのもとサーキット」はいつもどおりミニ四駆耐久レース開催。

今年最後なので集大成にしようと考えて、出した結論がこちら。

普通に、無難に

今年色々と奇抜なことを考えて自爆したことを考えると順当な路線、アンパイを狙っていこうというとても消極的な作戦。その結果、マシンは

・耐久力と信頼のMSシャーシ
・実績のトルクチューンモーター
・グリップ力とフリクションの好バランスなバレルタイヤ
・フロント9mmベアリング、リア19mmプラリンローラー

といつもの組み合わせ。来年からはコースも変わるし、このマシンで有終の美を飾りたいものです。

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気持ちは先走るものの、体力がついていかないのがナイスミドル。ええもうアラフォーとか若ぶっている場合じゃありません。中年オッサンといった方がしっくりくる年になってきましたよ。前日に子供と楽しくブレイブボードやったらふくらはぎは筋肉痛だし、夜眠くなって寝ちゃうし、結局当日朝5amに起床してネットやって、それからマシンメンテへ。そうです、時間的にも何もできなかった、というのが半分本当。

しかも整備したマシンでなく、実績と信頼の赤シャーシの方がなぜか調子が良さそう、ということで今回はほぼノーメンテのマシンで走行することに。

・・・

集まりに集まった精鋭は23名(24名)、実に8組です。昔は9人3組くらいでマッタリやってたことを考えると、耐久レースの戦いも熾烈になってきました。今回は10分ハーフ x 2回、先月試験的に行った電池にテープをはりつけてのピットインなしで行います。

スタートからその戦いは混乱模様。

安定と実績のMS赤シャーシを投入したものの、先月自爆テロでやっつけちゃったPさんのマシンにスピードと安定性で及びません。ジリジリと離されていく上に、前転・コースアウトすること数回、6周程ロスしてしまいます。


(中央:私、右レーン:Pさん)

結局Pさん144周とトップ、私が134周と続きます。コースアウトがなくとも140周前後、うーむ、速度域の違いは明らか。といっても特別悪いわけではありません。

他の組をみると、某耐久の女王さんが142周と格の違いを見せつけるものの、他は120周~130周台で混戦。前半を終わってみると暫定3位でした。

だいたいここで後半にかけて何かやって、それでやらかして失敗するので今回はなにもせず運命に身を任せます。

・・・

後半スタート、さあ、電池もたれて安定して走れるはず! と思ったものの、あれれ、なぜかコースアウト続出です。なんでなんで?

どうやら前後バランスが悪く、フロントのバンパーから着地した場合に姿勢を乱したり、芝にひっかかったりする模様。ペースが落ちているはずなのにコースアウト、前転など収まってくれません。結局自滅パターン、123周と低調に終わります。

耐久が恐ろしいのは前半調子が良い、悪いからといっても後半そのままとは限らないということ。後半でペースをあげてくる人が続出、結果をみてみると、

1) 285 Pさん(前半、後半ともにぶっちぎりのトップ)
2) 261 女王さん(後半マシントラブルで119周と落としたにもかかわらずの2位)
3) 260 HIさん
4) 259 YRGさん(前回チャンピオン)
5) 259 HAさん
6) 257 Vさん
7) 257 のま <- ココ
8) 254 Mさん

なんと4周差に6人が入るという乱戦。1コースアウトはロスタイム含めて約2周ビハンドするので、1回のコースアウトが命取り、2回で転落というまさに人生そのもの!(え?)

あとちょっとだけコースに留まっていられたら... タラレバはなしなのですが、この微妙な差が大きな結果の違いとなります。それだけに安定性は重要です。ということで今年の集大成の耐久レースは、コースアウトに泣いた今年を象徴するかのような結果でした、残念無念。

さて今年最後の耐久レースで優勝したPさんの喜びの舞を動画でどうぞ。

ナチュラルに転んだようです。腰には気をつけましょう。

(前回の舞はこちらから⇒ミニ四駆:AGEシステムでシャーシ換装! えのもと杯耐久レース(2011年11月)参戦レポート ([の] のまのしわざ)

・・・

次は団体戦です。そうです、団体戦があるじゃないか!

こんなこともあろうかと、いや最初から狙っていますが今回はきちんと電池交換がしやすいボディに変更してきましたよ。

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右側のボディに電池カバー(電池キャッチ)を固定。こうすると電池キャッチとボディキャッチを共用することができ、ボディを脱着するだけで電池を交換可能です。

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我らが特攻野郎Aチームのマシン。メンテ中のクルマ2台と走行中のマシンを含めて合計8台です。

チーム戦は最初子供マシンが出走したために出だしから3位を走行、早めに2番手にバトンタッチ...といっても電池交換に手間取ります。とはいえ「電池交換が一人でできること」というのがミニ四駆レーサーの基本。子供だからといっても例外ではありません。たとえどんなに時間がかかろうとも誰も手だしをせず、子供がボディを外し、電池を外しというのを見守るのみです、さすが。

2番手にバトンタッチしてから猛烈に追いかけます。前回優勝のYRGさん、今回優勝のPさんとペースが速く、当初20周ついた差が10周差までつめよったところで私にバトンタッチ。

今回はコースアウトすることもなく、Pさんに及ばないもののなかなかのペースで周回しジワジワとその差をつめます。6周まで詰め寄ったところで異変が。

ん、遅くなった?

みるみるうちにペースがダウンしていきます。それまで4.6秒で周回していたのが1周ごとに0.2秒づつ遅くなり、あっというまに5秒後半に。どうやら電池がおわった模様。そうです、今回1チーム8名なので今回は40分耐久だったのです! そして私の走行順は6番目、つまり25~30分の走行枠。そりゃ電池がなくなるのも不思議ではありません。トップのKチームに6周までつめよった周回差は再び10周差まで広がってしまいました。

その後バトンタッチしたものの、周回ペースは回復しません。これは逆転無理か・・・

最後にダメもとでPさんのマシンに交代したものの周回ペースはKチーム(オレンジ)に及ばず、逆転ならずでした。残念無念。残るBチームも最後はマシンが止まりそうになるなど、まさに電池の消耗度が勝敗の明暗を分けた格好です。

・・・

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今回は今年最後の耐久レースということで、年間表彰式を開催。入賞した皆さま、おめでとうございました。

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さらに恒例の「からあげパーティ」のクリスマスバージョン、いつもの揚げたてから揚げに加えスナックとジュースでレッツ・パーティです。いや~一年お疲れ様でした! ビール飲みたかった!

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来年の耐久レースのコースは変更となり、また新しい攻略方法、セッティングが必要となってきます。新鮮な気持ちでまた新しく試行錯誤したいですね。

スピードとコースアウトしない安定性、壊れない耐久性、そして電費。

これらを高次元にバランスさせるところがミニ四駆耐久レースの醍醐味。来年も楽しみです。

今年一年、えのもとさんをはじめ、皆様方にはお世話になりました。また来年もどうぞよろしくお願いします。

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