豪華クルージングボート「SC-30eII」を操縦!
2011.09.30 寄稿者: 和田亜希子 (元記事)三浦港うらりで豪華サロンクルーザーSC-30に体験試乗してきました。その模様をモーターボート女子部の和田さんがレポート。誰か買って!とおねだりしていますが、いやはや、浮かぶマンションですからね~、なかなか。
先月から晴れて小型船舶操縦士に復活した自分(失効してた旧4級から1級へのステップアップ試験を受けた)。今月頭には一日離着岸を徹底訓練するマリン塾にも参加し、操縦したい熱が最高潮だったりする。
そんな折、ワンダードライビングの野間さんに誘っていただき、三崎港で開催されていた「シースタイル・フェスタ」に参加したところ、なんと!!!体験試乗で、豪華クルージングボート「SC-30eII」を操縦しちゃったよ!
●クルージングボート「SC-30eII」(ヤマハ発動機製品サイト)
最初に、記事を読んでいたらきっと一度は気になる疑問に答えておこう。
3200万円だそうです。
まずはキャビンに。
白い革張りのラウンジソファ。
「あー、ここでシャンパンとかゆったり飲みたい~」
と一緒に参加したもう一人の女性と「セレブなクルージング」を夢想してみたり。
サイドボード的なものにはオーディオも組み込まれていて、ミニキッチンも。
奥を見ると扉がふたつ。
一個はたぶんトイレだと思うけど、もうひとつは?
操縦席は上にあったよね。。。
開けてびっくり!
ベッドルームだった!!!
V字ミラーが印象的な、大人の上質空間です。サイドは肌触りの柔らかなパッド仕様。大人2人がゆったり横になれるので、ロングクルージングにも対応します。また、バウバース下には物入れを確保しました。
ベッドの上には丸い天窓。
空が見える。
贅沢だな~!!!
キャビン内至る所べたべた触って写真撮って大満足♪
「ここで暮らせるじゃん」
「買って住んじゃいなよ」
「電波状態のいいとこ探して、海上ネット接続して仕事するとか」
「ありだね」
はい、言うだけはタダです。
スターンデッキに出てくると、実はかなりの高速で航行していることがわかりびっくり。でも、前回までレンタルで乗っていたボートとは比べ物にならない程の安定感だ。
操縦席はキャビンの真上、「フライングブリッジ」というところにある。ボートの定員は12名で、ブリッジは5名ということなので、体験乗船した人で順番にあがって操縦をしていた。
まずは野間さん。
スピードをだす前が左写真、出した後が右。前髪の飛び度合でわかる。
私もあがってみると、
ここにも3人が座れる椅子が備え付けられていた。
操縦しているのはNさん。
7月か8月に免許とったばかりで、自分以上に「操縦したい熱」に取りつかれている人だ。
操縦席に座っている時は、目が輝きまくり。
それにしても何が気持ちいいって、この高さ!
平たいボートとは全然違う。
海面から離れているため、高速でも実はそれほど「ガンガン飛ばしている感」は味わえないけど、これなら長時間操縦していても疲れないだろうなあ。
(ちなみに助手席の野間さんは、操縦するNさんの顔を正面から撮ろうという、第三者から見たらややストーカー的な行為をしていますが、一応立派な取材行為です)
そしていよいよ自分の操縦の番。
何やら計器いっぱいついていて困惑するけど、スタッフの人がすぐ右についていてくれているので、指示されたとおりに素直に。
大きいボートはやはり違う。
もう少し小さいと、まっすぐ進んでいるかなあと後ろ振り返って軌跡見て確認したりするけど、このサイズだとそんな感じでもない。
3500回転以上だしていても、横見ないとそれほどスピードだしている感じもしなかった。
結構沖合までクルーズし、再び釣り人がいっぱいの三崎港内に。
エンジン2機搭載なので、リモコンレバーも2つ(一個に見えるけど真ん中でわかれている)。ハンドルの陰に隠れちゃっているけどジョイスティックもあって、それだけ使って船を回転させたり、平行移動させることもできるそう。
「ジョイスティック・スターンドライブ・システム」は、ジョイスティックリモコンレバーの操作により、ドライブユニットのシフト、スロットル、向きを統合制御し、スラスターなどの補助動力を用いずに低速での全方位移動を実現したシステムです。 これによって、桟橋からの離着岸や狭い場所での取り回し時に、快適な操船性を実現しました。
今回は野間さんが体験乗船の様子をiPhoneでツイキャスしていた。
録画した動画を見ることができる。
この動画の再生バーの4分~5分目あたりをクリックすると、めっちゃ気持ちよさそうに操縦している自分が登場するので、お暇な方はどうぞ。
いやー、本当に気持ちよかった~。
誰か買って乗せて(笑)!