ガソリン価格が安値傾向
2011.09.155週連続でガソリン価格が値下がりしています。
▼asahi.com(朝日新聞社):ガソリン値下がり続く 5週連続 半年ぶり安値水準 - ビジネス・経済
グラフをみると、改めて2008年がいかにすごかったから分かりますね。
2008年はガソリン価格が高騰、180円をオーバーしハイオクは200円に届こうとしたくらい。その間クルマに乗らないひと、乗らないなら売ってしまえとなった人も周囲に多かったです。
ガソリン価格高騰2008年8月、ハイオクガソリンの全国平均価格は196円を記録した。2000年前後には100円台後半から110円台前半だったものが、ほぼ2倍の値段をつけているのだから、ニュースで大きく取り上げられたのも不思議ではない。日本は国内消費量の99%以上の石油を輸入に頼っており、その大多数を中東から輸入している。そして、世界の石油価格は日々変動しており、その影響を日本は常に受けているのだ。これまで、石油価格が大きく変動する要因は、産油国を巻き込んだ戦争や政情不安によるものなどが多かったが、今年起こったガソリン価格の高騰は投機マネーの影響が大きかったと言われている。もともと近年のガソリン価格はじわじわと上昇していたが、アメリカの不動産バブルがはじけ、サブプライムローン問題が表面化したことをきっかけとして、利益を求める多額の投機マネーが原油先物市場に流れ込み、異常なほどの価格高騰に繋がってしまった。現在(2008年12月初旬)の原油先物市場は落ち着きを見せはじめており、ガソリンスタンドでの店頭販売価格も下がってきている。
このときばかりは高速道路、すいていましたね。
その後1000円高速(上限1000円)となって、激渋滞したのも記憶に新しく。ハイブリッドカーが売れたのもこういった社会背景を反映してのことですが、ガソリン価格が下がればまた燃費への興味が薄れていくので、いやはやなんとも。今後どうなっていくのか、注目です。