リアル・ファントム無頼! 百里基地のF-4EJ改がキレキレ機動飛行(動画)
2011.09.11こ、これがファントムの動き?
第五世代戦闘機がちやほやされている昨今、いまどきベトナム戦争の骨董品、F-4ファントムじゃないだろう、と思いがちですが、なかなかどうして。記念塗装でファントム無頼でおなじみの新撰組ペイントを施していますが、飛行内容も見合うもの。翼前端から白い水蒸気、ベイパー(ヴェイパー)をあげながら機動旋回をみせつけます。
ヴェイパー - Wikipediaヴェイパー(Vapour)とは、航空機で起こる現象。一例としては、戦闘機が運動するときに、機体の一部(主翼の付け根、翼端等)からこぼれた空気が急減圧されることにより、空気中に含まれる水分が凝結作用により発生する。 航空ショーなどで戦闘機が高機動飛行を行う際に発生を確認しやすい。 また、湿度が高い時はより低速でも発生しやすい。
いまどきの理詰めの戦闘機デザインとは異なるたたずまいがいいですね。
▼航空自衛隊 F-4EJ改⇒主要装備 | [JASDF]航空自衛隊
そしてF-15になるとさらにすごいんです。
▼F-15⇒主要装備 | [JASDF]航空自衛隊
F-2もキテいます。
▼F-2⇒主要装備 | [JASDF]航空自衛隊
こちらもベイパーがすごい。
結局練度の問題なのか、というか装備の質と量ではなく操る操縦者の熟練度合いに依存しがちなのは、日本独特の風土・文化なんでしょうかね。