モーターボートで三崎港から観音崎をぐるりとまわった、やっぱり船に乗るのは楽しい!
2011.08.24 寄稿者: いしたにまさき (元記事)同時に船舶2級免許を取ったメンバーののまさん、堀さんといしたには、もう3回目の乗船、いや操船となりました。
今回は、これまでの東京湾(河川)と違い、神奈川県は三浦半島のいちばん先にある三崎港、まぐろで有名なところですね。
こんなところでも、モーターボートを借りて、沖に出ることができるというわけです。
そして、今回はなんと過去のわれわれの船レポートを見て、いきなり船舶2級を取ってしまった女性と、失効していた船舶2級免許を復活させるだけじゃなくて1級にアップグレードしてしまった女性(つーか和田さん)も同行。
リンク: 小型船舶免許を取得しました!!!.ノックダウンされたのは、いしたにさんが撮った神田川動画。
ということで、6人で乗船なのに船舶2級免許持ってないのは、さらにもうひとりの女性ゲストのみという、異常に船舶2級免許保有者の多い船遊びとなりました。
出港のキャップは、のまキャップ。
今、こうして写真を見ると、真後ろからきてた漁船けっこう近いな!
私もちゃんと操船しましたよ。
いい帽子でしょうw。
今回のルートは、三崎港を出て、横須賀方面に向かって、観音崎で折り返しくるというもの。
ちょうど、この日横須賀では、海上自衛隊と米軍の感謝祭が開催されていて、そこに突入できたら痛快だったのですが、そこまでは到底たどり着けませんでした。
操船ルートは、EasyTrailでGPSログデータを保存して、kmzでGoogleマップに書きだしたのですが!
Google Earthではちゃんと表示するものの、なぜかGoogleマップではちゃんと表示してくれません。kmlファイルをエディターで結合してみたのですが、それでもダメでした。
ということで、Google Earthのショットを貼っておきます。
三崎港を西に出て、南から上に向かっているが行きのルートで、帰りは同じルートを若干東側からまわって、三崎港には東から入りました。
今回のミッションは、初の外海(といっても岸にへばりついてます)と、初操船の人に自分で運転することを体験してもらうこと。
結果的には、みんな楽しく操船して、楽しい気持ちになって帰ってきたのですが、ある人がいきなり舵をぐるっと回して、ぐるぐると2回転するという大技を決めてくれました。
私は真横で初操船をフォローしていたのですが、記録を取る余裕もまったくなく、あわててリカバリーしていました。
とはいえ、ちゃんとログには残っているのが素敵です。
三崎港と言えば、近場に城ヶ島や油壺という観光地がありますが、あんな岩場に船で近づくことなんかできません。
ということで、見所的には少ないのかなあと思っていたのですが、いやいやいや、ありましたよ!
火力発電所です!
はい、横須賀発電所ですね。
ちょっと古い感じの設備がたまりませんね。
でも、フレアスタック出てないです。
で、戻ってからちょっと調べてみたんですが、この横須賀発電所、少し前まではぜんぜん稼働していなかったみたいなんです。
でも、東日本大震災以降、不足する電力に対応するために、ちょうど今いろいろと対応しているところらしいですよ、この横須賀発電所は。
リンク: 東京電力、供給力確保へ横須賀火力発電所敷地内にガスタービンを緊急設置:資源・エネルギー:ECO JAPAN -成長と共生の未来へ-.
東電はガスタービンの新設のほか、被災した火力発電所の復旧、計画停止していた横須賀火力発電所の運転再開、火力発電所の定期点検からの復帰などのほか、電力需要の少ない夜間に電力で水をくみ上げ、需要が大きい時間帯に流して発電する揚水発電も、電力の供給力増強に活用する。
で、まあ後から横須賀発電所については調べたわけですが、そんなトピックがなくても、結局、青空と海があれば、もうそれで十分楽しいんですよね。
あ!そうそう!
これ、ホントによく聞かれることなんですが、横須賀発電所を沖を船で通ることとか、神田川を船で通ることとか、別に事前に許可とか申請とか必要ありません。
道路を車で走るのに、運転免許を持って、車が車検受けていれば、いちいち申請とか必要ないのと同じです。
船にも車と同じように、操船免許が必要で、船は船検を受けているというわけです。
ということで、すっかりうまくなったみなさんの操船の様子をどうぞ。やっぱり回数乗って、船と対話することでしかうまくならないんですよねえ。
そうそう、三崎港はこんな感じです。
船に乗るようになってわかったんですが、港湾設備ってのも工場同様になんともいい被写体です。
今回の反省点としては、うねりの強い日は、岩場のそばなどのうねりがさらにきついなるようなところは、可能なかぎり避けるということ。
それにしても、船に乗るの楽しいです。
自動車もそれはそれで楽しいんですが、なんというか海という自然を相手にする面白さがあります。
自然の力の前には、モーターボートなんて、まさに木の葉のようなものであることも認識させられますが、それはそれとして、運転するのはホントなんとも楽しい。
まさにワンダードライビング!
ということで、最後にモーターボート女子と発電所の写真でおわります。