白馬ディスカバリーライドで白馬の山を森を、そしてオタクトークを楽しむ！
2018.06.19
普段はオートバイでヤエーしている私ですが、たまには自転車、ポタリングを楽しみます。
そんな私にダカールチャンピオンの三橋淳選手から「白馬の大自然をMTBで走りませんか？ 初心者、子ども大歓迎のゆる～いイベントですよ」とお誘いしてもらったのがこの「白馬ディスカバリーライド」です。
白馬村をMTBで自由に樂しむ、ツーリングイベントです。
まったくMTBに乗ったことのない初心者から、ガンガン走りたいライダー。登りたいライダー、下り好きのライダー、ゆったり走りたい、子供と一緒に走りたい、誰もが楽しめるイベントです。
ゆる～い白馬ディスカバリーライド
天気が心配された週末で、行きの高速ではしたたかに降られましたが土曜日は晴れ。涼しい風と適度な日差しでライディングには最高なコンディションです。
初心者の私は知らなかったのですが、白馬はスキーだけではなくMTBもすごく盛ん。自転車をメンテサポートしてくれる場所やレンタルMTBもありました。
レンタルがあるならMTBもってないよ、でもちょっとやってみたいという方でもとりあえずそこに行けばOK。気軽ですね。
SPICY MTB ADVENTUR | 多彩なコースで、北アルプスの麓を駆け抜けよう！
さっそくゴンドラで山頂へ
説明はそこそこに、集合場所だけ確認して各自好きなコースをいくことに。
私を含むゆるい大人チームは子供たちと一緒のゆるいコースを選択、子どもについていくことにしました。
岩岳のゴンドラで山頂へ向かいます。
子どもたちといっても地元の小学生はここ白馬を走りなれていて、とにかくアグレッシブ。難易度のコースを好み、ガンガンダウンヒルしていきます。おじさん、その速度についていけないし、そもそも写真とか撮りたいんだけど、と思っても全然とまる余裕もありません。おかしい、ゆるいチームだったはずなのに。
さっそくパンクの洗礼
コースはアップダウンあり、ヘアピンあり、そして眺望は綺麗とかなり雄大な景色を楽しめて楽しいです。むっちゃ面白い！
ところがリアタイヤに異変発生。
どうもよれているよねえ、ぜったいこれタイヤ空気圧抜けているよね、と思ったらやっぱりパンク。しまいには完全に抜けてしまいました。
そうなるとガレ場のコースはリムを痛めるし、よくないことだらけ。遅れて先行に追い付き、事情を話すとなんとその場にいた自転車屋さんが修理をしてくれることに。
手慣れた手つきでものの数分でチューブ交換完了。速い！ 本当に助かりました、ありがとうございます。
こういうのは自転車ではつきものなので、予備のチューブと空気入れは必携アイテムとのこと、次回からは持っていきます。
ダウンヒルの後は森を散策
スキー場をはなれ、長い峠道をのぼっていきます。
クルマやバイクだとなんてことのない峠ですが、自転車で登るとなるとほんとつらい、へばります。
でもここでも小学生たちが無尽蔵の体力をいかして先行。いやな予感はますます深まります。
そして森へ突入！
一本しかないトレールをダウンヒルしていくのは、初体験。すごく面白いし、なんといっても涼しい！
このためなら登ったかいがありました。が大人としては電動パワーのe-bikeで登りは楽して、下りだけ堪能したい！ とわがままな思いが去就します。
エネルギー補給
途中のセブンイレブンでいったん休憩。朝から何も食べてないし、そもそも車中泊でほぼ徹夜状態。ハンガーノックが怖いのでここで水分に糖分補給。みんな羊羹たべていたので、私も真似して水ようかんをいただきます。のど越し爽やかですぐに食べられるのがいいところ。美味しかった！
石段も登れ！
この白馬ディスカバリーライドではクイズラリーがあります。その問題がこの石段の先の稲荷神社にあります。標高730m、知ってますか、高尾山は599mなんですよ。軽く高いじゃないですか。
この石段が187段、最後のほうは足パンパンです、乳酸が乳酸が！
この石段を軽く駆け上がる子どもたち。あ、これは子どもは子どもでも「ガチな」子どもたちだった、ということに気付きました。こりゃこの子どもと合わせてたら体持たないw
道路よりやっぱり森や川がいい
無限体力をもつガチな子ども軍団と別れ、ゆるふわ大人チームは川沿いをいきます。
すると遠くの方から「ヤッホー」の声が。
山を見ると・・・
我々が諦めた山、中腹の展望台からこちらをのぞんでいました。え、あんな高いところまで上がっていったの？ すげえー
そしてついていかなくてよかった～
道に迷う
その後も長い坂道で各自ペースが違いお互いを見失うことになり、次の目的地をロスト。というか、もう上ることに夢中で冷静な判断力を失っていたんですね。
行き過ぎてしまい、ここでUターン。頑張って登ってきたのに！
ゴール地点へはクルマで！
文明の利器「スマホ」を駆使し、なんとか原隊復帰。
無限体力ガチ子どもチームとも合流、彼らは自転車でさらに1時間ほど走って合流地点にいくというのを後目に我々ゆるふわ大人チームはベースへ戻り、クルマでゴール地点に向かうことに決定。
いや、いったらまた同じ距離、自転車で戻らなきゃならないんですよ。そりゃさすがにもういいです。
だってもう32km、5時間走ってますもん。標高差は600mですよ、もう今日は十分です。
移動軌跡
Date: Jun 9, 2018 8:54 am
Distance: 32.0 kilometers
Elapsed Time: 5:11:13
Avg Speed: 6.2 km/h
Max Speed: 48.3 km/h
Avg Pace: 9' 43" per km
Min Altitude: 668 m
Max Altitude: 1,281 m
ゴール地点でビアフェス
ゴールは白馬サイクルフェスタ会場でビアフェスもやっていてビールも楽しめます。自転車の関係するひとも、そうでないひとも結構集まっていて楽しそうでした。
大人のお楽しみはこれからだ！
まずはガンプラ、そして温泉で汗を流し、そして夕食はジンギスカン。
え、ガンプラ？
高原で作るガンプラは最高。しかもRG（リアルグレード）、一番パーツが細かいやつです、ルーペにピンセット必須。
温泉は白濁したもので、露天が気持ちよかったですね。
ジンギスカンで羊肉づくし。
ガンプラからそうですが、完全にアニメトークに花が咲きました。
さらに二次会は三橋さんのtbox、キャンピングカーにて。リビングのような快適空間でさらにオタクトークに花が咲きます。アニメ・漫画リテラシーの高いレベルが要求されました。ここまで細かい話をしたのはもう大学時代以来でしょうか、やばい、三橋さんヤバい、そしてそのお友達ヤバい、深すぎる！
あげくに三橋さん、話過ぎて喉枯れてきたとかいう始末。11時を過ぎてようやく解散です。
白馬は楽しい、自転車面白い、オタクトーク最高
イベントは2日目もあるのですが、私は初日で離脱。夜そのまま帰宅しました。さすがに車中泊２連続はツライですw
結構MTBでダウンヒルというとハードなイメージで、ゴンドラで登ってはダウンヒルを繰り返すイメージですが、このディスカバリーライドはそういう楽しみ方もできますが、森や眺望、神社旧跡を楽しむこともできるポタリング的要素も満載。
長い坂道はへこたれますが、新緑の中を颯爽と駆け降りる爽快感はたまりません。
その様子は動画でもどうぞ。
むしろ子どもたちのほうが走りにたいして真剣かつ真摯で、しかも無限体力をいかして登り道に挑戦していきます。ゆるふわは大人の方。メインディッシュはMTB後の温泉にご飯に、オタクトークでした。
コアな会話を余すことなくできるのは、こういう旅先ならではの楽しみですね。夜11時でも8時間は寝られます。
これはぜひ体力無限の中学生を連れてやってきたいですね。彼らは自転車、私は電動MTBがいいかなあ。まあ疲れるといっても、そこまでへこたれないので良さげなMTBであれば十分という話もありますが。
今回はお誘いありがとうございました！ また次回よろしくお願いします！ レッツディスカバー白馬！
