#名車再生MR2 (4)USB・BTカーオーディオ交換
2018.02.22装着されていたカーオーディオは懐かしいソニー製のCDマスターユニット。経年劣化で液晶が判別不可能となってしまいました。
ソニーはカーオーディオ市場から撤退、今では国内でソニー製カーオーディオを入手することはできません。元ソニー社員でソニー製品を愛用していた私として悲しい極み、仕方なく他社製の最新モデルへと交換です。
センターコンソール外し
まずシフトカバーを外します。後ろに金属製爪が2箇所あるので、後ろを持ち上げるようにして外して、最後に前を外します。そうでないと爪がおれます(折れました)。
センターコンソールカバーは灰皿を外して2本のボルトをとり、念のためシガーライターソケットの下側のパネルについている1本のボルトを外して、下側パネルを少しだけ緩めます。
その後センターコンソールカバーを引っ張ってはずし、配線コネクタを外します。
この車両はエアコンダクトの代わりにDefiの追加メーター、HKS EVCがついていたのでその配線も外しました。
2DINのユニットは4本のボルトを外せば引き出せます。簡単。
ですが問題はここから。
なんじゃこりゃぁぁぁ
配線がとぐろを巻いてわんさかと入っています。それもそのはず、オーディオに加えて追加メーター用のハーネスがきていて、しかも施工時期が違うので整理整頓されていないというカオス。
オーディオ、Defiのコントロールユニットの配線コネクタを外して分離します。
オーディオ変換コネクタを本体コネクタから外し、引き出しました。配線がタップリ出てきます。
ここからの作業はショートの危険があるので、念のためバッテリーのマイナス端子を外しておきます。
ヘッドユニット交換
今回導入するのはパイオニアの1DINヘッドユニット、USB、Bluetooth対応モデルでなおかつ漢字表示ができるDEH-7100。
配線つけかえ
付属コネクタを使い、ギボシ端子を付け替えていきます。
リアスピーカー用コネクタ。
フロントスピーカー&電源関係のメインコネクタ。
間違えないようにするのと、あろうことかアクセサリ電源、バッテリ直結電源をここからエレクトロタップ(配線コネクター)でとっていた追加メーターがあったのでそれを外し、分岐側に移設します。
これで配線の作業完了。
コネクタ接続・オーディオ装着
この際なので出来る限り配線を綺麗にタイラップでまとめます。長すぎるものは丸めてタイラップ。
新しいヘッドユニットにはUSBケーブル、マイクケーブルが追加されているのでそちらも配線してユニットを元の位置へ入れます。
動作確認
バッテリーを接続。電源に問題ないこと。音がでること、各種操作ができることを確認。
エアコンダクト封じ
テープでふさがれていたエアコンダクトですが、テープが劣化してスキマ風がメーター側に来ていたとおおわれるので、改めてスポンジで封鎖します。
スポンジなので断熱効果も期待できます。
パネル装着
最後にパネルを装着、すべての機器の動作を確認。
ここで最初、水温・油温が表示されずパニックになりましたが、単純に温度が低かっただけと判明。しばらく暖機運転して表示を確認、無事作業完了です。
課題
最新のヘッドユニットはBT接続、スマホとの接続が簡単でとても使いやすいです。
ひとつ問題はヘッドユニットの電源に連動してオートアンテナが伸びてしまうこと。つまりラジオ以外のAUX INやBTでもアンテナは伸びっぱなし。これはちょっといただけません。
アンテナコントロールのコードの途中に切り替えスイッチを入れることを検討します。
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