積んで組み立て「みにちゅあーとキット」が楽しい! 静岡ホビーショー2016レポート
2016.05.20静岡ホビーショーの会場をめぐっていて、一風変わったペーパークラフト・キットを見つけました。スタジオジブリ作品のキャラクターを模した「みにちゅあーとキット」という再生紙のペーパーキットです。
静岡ホビーショーで発見!
「みにちゅあーとキット」のスタジオジブリ作品シリーズには、作品に登場する建物と、キャラクターものがありますが、トトロやネコバス、ジジにロボット兵といったキャラクターものが面白いのです。
変わっているのは、組み立て方。パーツを積み重ねて、キャラクターの形を作っていくのです。完成品は、粗い3Dプリンタで造形したかのような、紙の段が特徴的。しかし、それぞれの作品のイメージを損なうことなく、不思議な魅力のあるペーパークラフトなのです。ちなみに、製作販売している株式会社さんけいは、博物館などの模型も制作している会社なので、お城や日本家屋などのキットも圧巻でした。
ブースには組み立て過程がわかるような展示があり、組み立てるのがとっても面白そう。
すぐに購入、組立開始!
いてもたってもいられずに、その場で「みにちゅあーとキット」をネット通販で購入してしまいました。
わたしが選んだキットは、トトロ・中トトロ・小トトロが傘をさしているデザイン。静岡ホビーショーのさんけいブースで展示してあったものです。
パーツを切り取って重ねるだけなので、簡単......だと思ったものの、実際は細かいパーツが多く、苦労する場面もありました。中トトロは親指、小トトロは小指の爪みたいなサイズなのです。
また、ちゃんと説明書を読まなかったので、トトロの灰色と白のパーツを同時に重ねていくはずが、先に灰色のパーツを組み上げてしまい、あとから白のパーツを差し込むはめに。
わたしは接着のためにボンドを使いましたが、水糊の方が扱いやすそうです。地層のようにパーツを重ねていく時に、ボンド接着だと部分部分で厚みが出てしまい、仕上がりに影響しそう。また、パーツの切り目を水拭きしするように指示があるのですが、これもちゃんとやっておかなかったため、仕上がりが汚れた雰囲気になってしまいました。
最終的には、「対象年齢は12歳以上、組み立て時間は約8時間」のところ、34歳の筆者は4時間かけて組み立てました。
作業中はとっても楽しく、はやくも次のキットを組み立てたい気分です。今回のトトロに関しては、ちゃんと説明書を読んで、もっと丁寧に作ればよかったと後悔しています。よいこのみんなと良いオトナのみなさんは、説明書はよく読もうね!
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