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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

気になるホンダS660のハンドリングはアジャイル!

2015.02.28


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いよいよ発表間近なホンダS660。気になるのはそのハンドリング。

【ホンダ S660 プロトタイプ 公開】意のままの走行をアシストする「AHS」搭載 | レスポンス

試乗はスラロームもできる直線とワインディングも多い欧州を模したロードコース。いずれも冬の北海道ならではの圧雪路で、ハンドリングや制動性能の優劣が確認しやすい路面条件だ。プロドライバーさんの運転なので、意のままの走りを堪能させてもらったが、実は走行の制御系には先進技術が搭載されている。

走行状態によってブレーキを各輪ごとに独立制御し、ドライバーが意図する走行ラインが走れるようにサポートする「アジャイルハンドリングアシスト(AHS)」というものだ。今月発売予定の旗艦モデル『レジェンド』に初採用した先進技術のひとつ。

S660の前身にあたるホンダ・ビートは安全性を重んじる余りハンドリングは「ド・アンダー」。自然吸気の660ccエンジンはターボエンジンと比べてトルクが細く、なおかつタイヤはフロントとリアで異径サイズでフロントは細い155R13サイズに対してリアは165R14サイズとオーバーサイズ。絶対にリアをブレークさせない、という決心の現れでした。

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そのため今回のS660もリアを動かさず、安定させてフロントの舵だけで曲げる「ちょい・アンダー」タイプだと推測していたのですが、ここで「アジャイルハンドリングアシスト」という飛び道具が出てきました。これは、舵を切ったときフロント内輪に軽くブレーキをかけることでヨーモーメントを作りだそうというもの。

Agile Handling Assistの開発 | 本田技術研究所 論文サイト

車両の応答性と収束性を向上させ,ユーザに爽快かつ安心なハンドリングを提供することをねらいとして,Agile Handling Assistを開発した.達成手段は,Honda独自のAgile Handling Assist ロジックを高機能Vehicle Stability Assistに追加することである.限界領域から作動するVehicle Stability Assistに対し,常用域から,操舵切り増し時には内輪に,切り戻し時は外輪に,ドライバに気づかれない程度の軽いブレーキをかけることで,車両の応答性と収束性を向上させた.

ホンダレジェンド 3モーター/SH-AWDを搭載したフラッグシップセダン、新型レジェンドが復活  | Auto Prove- 自動車情報サイト「オートプルーブ」 - Part 2

これはトルクベクタリングに加え、4輪独立のブレーキ制御を加えることで車両のコントロール性を向上。そして最終的にタイヤのグリップの限界域に入るとVSA(車両姿勢安定制御)が作動することになる。

VSAが「絶対にスピンさせない」機構だとすると、AHAはその前段階の領域で逆にハンドリングを俊敏(アジャイル)にさせるもの。電子制御で4輪ブレーキを自在にコントロールできる現代ならではの機構です。これならリアヘビーなミッドシップでもスパーンとリアが出ていくことなく、切れ味鋭いハンドリングを楽しめそうです。


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