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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

ワークスNSR500が公道仕様で蘇る。Ronax500、10万ユーロでデビュー

2014.06.12

人も、モノも、誰もがモアパワーを求めた時代。20世紀、最後の遺物であり化物でもあった2ストローク500ccのモーターサイクル、NSR500。その復刻版がドイツRonaxから発売されます。題材にしたのはどうやらほぼ最終仕様の2001年式。環境問題のこともあり、レースの世界からも2ストロークエンジンが駆逐された時代の車両です。

Ronax 500

発売されるのはラムエアダクトに小型ライト、ミラーにウインカー、テールにナンバーホルダーを備えた公道仕様ですが、コイツを街中に解き放っていいものなんでしょうか。500ccで160馬力ですよ!? パワーバンドの狭い2ストですよ!? 車重も145kgでパワーウェイトレシオは0.9kg/ps。ランボルギーニのアヴェンタドールですら2.25kg/psだというのに。

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足回りはオーリンズ、外装はカーボン、細かいパーツはアルミ削り出し。

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エンジンもアルミ材から削り出しています。

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ワインディングも似合いますが...。

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このモデルが生き生きと泳げる水域は、やはりサーキットでしょう。カラーリングするならロッシのナストロアズーロカラー、いや、アウトラインは違いますがロスマンズカラーも似合いそうです。

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お値段は10万ユーロ(約1380万円)。当時プライベーター用に提供されたNSR500Vよりもはるかに高価ですが、2輪世界の頂点を掴んで離さなかったモデルが新車で購入できると考えたら...。


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武者良太

モノ系情報をお届けしているいちライター。紙媒体ではモノマガジンなど、WEBではギズモードなどで活動中。ほんとはクルマかバイクのライターになりたくて独立したのに。 個人ブログはこちら(続・悦びの覚悟


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