DJI Phantom Vision+ 日本仕様は 920MHzで電波使用申請、近日発売
2014.05.16静岡ホビーショー2014でも注目のDJIブース。日本での発売を待ちわびている Phantom2 Vision+について聞いてきました。
5.8GHzから 920MHzへ変更し、申請
2.4GHz帯は理論上混信はしないとされていますが、昨今のWiFiブームで帯域を目一杯使われていてノーコンになることがあるそうです。
そこでラジコン業界として他の周波数も検討、その中で周波数帯の空きのあった 920MHz帯の使用が浮上、今回の Phantom2 Vision+は本国で 5.8GHzを使っていたコントローラをその 920MHzへ変更し使用申請をしているとのこと。
ただこの周波数、900MHzのプラチナバンドに近い周波数帯、ソフトバンクも同時期に申請しているということで、認可されるかどうかは不透明という非常に微妙な状況でもあります。
どちらが公共性が高いかといえば、趣味のラジコンよりも、携帯電話となるのは自明ですので。
カメラ、FPV
FPVとしての機能はスマホで行います。2.4GHzで映像を中継器で飛ばし、中継器とスマホはWiFi 2.4GHzで通信します。
カメラ画像の他、クワッドコプターの状況、飛行パラメータのリアルタイム表示が出来、撮影モードや設定、カメラ角度もすべてスマホから調整可能。
気になる映像のタイムラグですが、ちょっと遅れる位で、気になるほどのラグではありませんでした。
カメラ画質についてはGoPROと遜色ない、ということです。
スマホでの録画の他、本体にマイクロSDカードスロットがありこちらでも記録可能。
静止画はAdobe DNG RAWに対応しており、レンズ歪をあとでLightroomを使ってとることも出来るとのこと。ここは全面的にAdobeがバックアップしているそうです。
カメラには最新鋭の3Dジンバルを装着し、ほとんどブレのない映像がとれます。
欲しい機能すべてオールインワンでready to flyの Phantom2 Vision+。発売が待ち遠しいですね。