新型スカイライン・ターボ 200GT-t発表:パーマー副社長直撃インタビュー #NISSANJP
2014.05.26外身はそのまま、中身は2リッターターボです。
ダイムラーが設計・製造(今後は日産でも生産)する4気筒1991cc直噴ターボエンジンを搭載する200GT-tが発表されました。
日産スカイラインにダイムラーのエンジン? と思うわけですが、その疑問をインフィニティのアンディ・パーマー副社長にぶつけてみました。
Q: エンジンは自動車の心臓ともいえるパーツですが、日産の伝統あるスカイラインに搭載するにあたって社内で議論はあったのでしょうか?
A: 現在の自動車メーカーは他社とのアライアンスで成り立っている。その中で日産はルノーのエンジンを提供したり、逆に提供されたりといったことをしている。軽自動車ではスズキや三菱から提供してもらっているがダイムラーも同じで、今回エンジンを提供してもらった。
エンジンはいまやハート(心臓)というよりもブラックボックスとしてありきで、いかにそれをうまく使うかという一つのパーツになっていると考えている。
ただそのまま載せているわけではなく、チューニングはインフィニティ独自のものである。特にスウェル(Swell)と呼ぶ、胸のすくような爽快感を実現するためにスカイラインらしい独特のエンジン・フィールに出来上がっていると自信を持っている。
実際に試乗してみましたが、スポーツ・セダンらしいアクセルのつきとハンドリング、プレミアム・セダンらしい乗り心地とフィーリングがありました。確かにハイブリッドも良いですが、もしかしてスカイラインの本命はこの2リッター・ターボではないか、と思われるほどでした。
試乗は限られた時間だったので、次回試乗会があるということなので、そこで加速性能など試したいと思います。