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結婚とテロの脅威はすぐそこ! 街中でAK-47を拾った時に行うべき5つの事

2014.01.08

AKM_automatkarbin,_Ryssland_-_7,62x39mm_-_Armémuseum
[AK-47の派生モデル(改良型)「AKM」※Wikipediaより]

映画などでテロリストが使用する銃としておなじみのAK-47ですが、日本でも警察に押収されたニュースなどが時折流れるなど、身近な存在になってきているようです。

もしかすると、街を歩いていたら、突然AK-47を持ったテロリストが現れる、そんな日が訪れるかもしれないのです。でも、安心してください。AK-47は確かに強力で恐ろしい銃器ですが、取り扱いをマスターすれば拾っても安全に取り扱うことができます。うまくいけば、映画のようにテロリストを倒す事も出来るかもしれません。

では、早速AK-47について知識を深めましょう。

AK-47は、旧ソ連が1947年に制式化した自動小銃(アサルトライフル)で、口径は7.62mm、東側諸国での共通弾である7.62x39弾を使用します。全世界で1億丁以上製造されたとも言われる大ベストセラーモデルなので、テロリストが使用する可能性が高いのもうなずけます。

外観上の特徴は、銃身上のガスピストン機構を含むハンドガード部と大きく湾曲したバナナ型弾倉で、映画などでもすぐに判別できます。
詳しくは、AK-47のWikipediaをご覧ください。

AK47
[AK-47の派生モデル(改良型)「AKM」と、中国製の56式(銃身下に銃剣が装備されている)※「アンダーグラウンド・ウェポン(日本出版社刊)」より]

そんなAK-47ですから、日本国内に潜入したテロリストが使用していても不思議ではありません。もし、AK-47を手にしたテロリストに遭遇、テロリストが所持していたと思われるAK-47を拾った場合、どうしたら良いでしょうか?

AK47-manu

1.安全装置をチェックする

映画でも

「動くな!(と銃を向ける)」

「フッ・・・安全装置がかかったままだぜ」

「え?(と銃を確認)」

「かかったな!(と銃を奪う)」

「諮ったな!シャア!」

と不注意により形勢が逆転する事が多く見られます。まずは、安全装置の状態を確認しましょう。

AK-47シリーズの安全装置は、銃の右側面機関部の後方にあるレバー状の部品(セレクターレバー)です。一番上まで引き上げて上部が銃と並行になっている状態が安全装置がかかった状態です。

AK47-manu-sf
[AK-47の機関部(レシーバー)の拡大図]

2.残弾を確認する

マガジンキャッチ(写真4の部品)を親指で押しながら銃口の方向へ回転させるようにして弾倉(マガジン)を抜きます。弾が入っていたら最低でも数発は撃つことができます。プロになると重さで残弾数がわかると言いますが、私たちには無理ですから周囲を探して未使用と思われる予備弾倉を確保しましょう。

3.セレクターレバーを一番下まで下ろす

セレクターレバーを一番下まで下ろすと、引き金を引くと1発だけ弾が発射されるセミオート(単発)での発射になります。フルオート(連発)にすると、弾があっという間に無くなってしまいますし、反動が大きくて当たりません

映画でも、うぉー!と叫びながら全弾一気に撃ち尽くし、「や、やったか・・・」とつぶやいたその時、土煙の間からかすり傷一つない相手が現れ逆に倒されてしまいます。

4.弾を装填する

銃の右側面前方にある遊底(ボルト)レバーを引いて離すとマガジン内の弾が装填されます。既に装填されていた場合には未使用の弾が排出されます。この動作は、弾倉を交換した時にも行います。それ以外には発射と同時に空薬莢の排出と新しい弾薬を装填自動で行ってくれます。便利ですね。

5.よく狙って撃つ

銃床(ストック)を肩にしっかり付けて狙います。慣れないうちは、相手の足下を狙って撃つと反動でブレた弾は相手の体の中心あたりに当たる場合が多いようです。もし可能ならば、数発撃って感覚を掴むと良いでしょう。AK-47は命中精度が低いので、相手の銃だけを撃ち落とすなどの器用な射撃には不向きです。諦めましょう。

・・・

いかがでしょうか?例えば、映画「ホワイトアウト」でも、ここで紹介した事例が描かれていました。

【Amazon】 ホワイトアウト [DVD]
B00005HWBA

劇中では何度か失敗して最終的には正しく使う事で危機を脱していました。しかし、実際は映画と違って失敗は即、死に繋がります。これでAK-47を拾っても安心ですね。

え?AK-47を拾う事なんてないだろうって?

しかし、生涯未婚率が20%を越え、30代の50%が未婚の現在、もしかすると結婚する確率よりもAK-47を拾う可能性の方が高いかもしれません。しかも、結婚も、AK-47も、どちらも取り扱いを間違うと命の危険性がある訳ですから、十分な知識を身につけておく必要があるのでは無いでしょうか?


参照元


この記事を書いたライター

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MFA(メディック・ファーストエイド)インストラクター、危機管理スペシャリスト

戸津弘貴

大学在学中の1994年より危機管理スペシャリストの訓練を受け、翌年の阪神淡路大震災にもボランティアにて参加。iPhoneなどのガジェット情報サイトiPod Styleを運営する傍ら、「日常の中で防災を考える」をコンセプトにした防災系情報サイト「防災スタイル」を運営。防災グッズや災害時の備えなどの情報を提供している。なお、非常時には強いが、日常には弱い模様・・・


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