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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

ダンロップの新工法 NEO-T01 で振動の少ない真円タイヤが作れる #TAS2014

2014.01.12

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座席は振動体感シミュレータです。従来のタイヤの乗り心地が「ゴロゴロ」「ザラザラ」していたのが、新工法のタイヤでは「コロコロ」「サラサラ」といった感じに滑らかに。

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その秘密は従来のタイヤ工法とまったく異なる新工法NEO-T01。精度の高いメタルコアに材料を積層していくことで、硬い材料をドラムで無理に曲げる必要がなく、真円を精度よく出すことができます

つまりまんまるタイヤ。

実はタイヤといっても高速、特にアウトバーンなど150km/h以上の速度ではタイヤはたわんでいて、1ミリ~数ミリ膨らんでいるのです。しかしこの新工法ではほとんど膨らまず、真円が精度よく出るということ。

新工法NEO-T01は今後 SP SPORT MAXX 050 NEOを筆頭に採用される予定とのこと。いかんせんメタルコアを生産能力分用意しなければいけないので、数を揃えるのが大変だそうです。いったん揃えば使い回しができるのですけどね、とのこと。これは注目のテクノロジーです。

【閑話休題】

昨今流行のアジアンタイヤ。タイヤ専門店さんに言わせると「あんなのタイヤじゃない」「黒いゴムの塊」と評価はさんざん。というのも丸くないんだそうです。せいぜい出せて100km/h、そもそものタイヤが歪んでいるからバランスのとりようもなく、ユーザークレームが多いから扱わないとも言います。

日本メーカーはアジアンタイヤに対抗するにはコストではなく品質、特に低燃費タイヤの開発に力を注いでいます。車の燃費のうち20%の要因がタイヤに依存するそうで、タイヤで50%の燃費向上ができれば、全体で10%向上します。グリップを確保しつつ、ころがり抵抗を少なく、というのが肝。


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