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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

ヤマハが四輪車本格参入! MOTIVはまんまレーシングカーの造り #TMS2013

2013.11.27

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クルマ好き、特にレース界隈を唸らせているのがヤマハ発動機のMOTIV。

一見2シーターのシティコミューターにしか見えないのですが、造りは完全にレーシングカーそのものなんです。

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(ゴードン・マレーデザイン)

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その秘密はフレームにあります。

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(フロント)

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(リア)

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この形状をみてムムムと思った人は通。そうです、基本骨格はアルミフレーム、そこに樹脂製ハニカムパネルを接合することで強固なボディを作りあげているのです。この考え方はF1から来ており、F1デザイナー、ゴードン・マレー氏ならではです。

ゴードン・マレー - Wikipedia

ゴードン・マレー(Gordon Murray、1946年 - )は南アフリカ・ダーバン出身の著名な自動車デザイナーであり、多くのF1マシンおよびマクラーレン製ロードカーを設計した。 姓はマーレイとも表記される。

つまりこのMOTIVの見るべきところはこの骨格、外側ではなくフレームなのです。

このフレームは2人乗りで安全性を確保したミニマムの形状、スペースはどうあるべきかを突き詰めた結果といいます。結果的にSMARTによく似たRRの形状ですが、その発想のベースは安全性とレーシング性を突き詰めたレーシングカーです。ここが魂を震わす点。

搭載するエンジンはモーターあり、ハイブリッドあり、はたまたヤマハお得意のエンジンありと様々です。逆に決めてない、決まってないところにもフレーム偏重の背景がみえていいですね。

ぜひフレームをみて、唸って下さい。ちょっと変態チックですけど。

(追記)
初出時アルミフレームと記載しましたが、実際には鉄フレームということでハニカムパネルが剛性アップの肝とのことです。ご指摘ありがとうございました。

MOTIV|東京モーターショー2013 - イベント | ヤマハ発動機株式会社

マルチホイールで未だ体験したことのない感動を。MOTIVは、人機一体感がもたらすドライビングプレジャーを追求した新発想のクルマです。F1の思想が反映されたi-Stream*コンセプトによる軽量・高剛性・高強度なスケルトンフレームを採用。ガソリンエンジン、EV、ハイブリッド、レンジエクステンダーなどパワーユニットを選ばない柔軟性も備えています。また、走る楽しさだけでなく、ハイレベルの安全性とライフサイクル環境インパクトの最小化を追求しています。

*i-Stream : ゴードン・マーレー・デザイン社が提唱するF1に源流を持つ最適設計&安全設計の 技術。鋼管パイプと複合材料の組み合わせによる基本骨格の考え方。楽しく安全で環境にやさしい パーソナルモビリティを開発するシステムです。



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