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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

気になるクルマ VW XL1 [東京モーターショー2013]

2013.11.25

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未来のクルマが現実に。

XL1 < Car of the Future & Technology < Sustainable Mobility < フォルクスワーゲンについて < フォルクスワーゲン公式サイト

そのクルマの名前は「XL1」。フォーミュラ1カーに採用されるカーボンモノコックボディに、アルミ製のサスペンションを採用して重量をわずか795kg に抑え、空気抵抗(CD)を0.186と極限まで切り詰めたこの未来的なシェイプを持つ超低燃費スーパーカーは、2013年以降に限定的な生産が計画されています。

XL1の駆動システムは、20kW(27PS)の電気モーターと2気筒800CCのディーゼルエンジン(35kW:48PS)に7速DSGトランスミッ ションを組み合わせたもので、35kmまでは電気モーターだけで走行できるプラグインハイブリッド車です。多くが量産車にも採用されているモジュールで構 成されており、エンジンと電気モーターの協調で、0~100kmの加速は11.9秒。最高時速は160キロで、航続距離は10リッターの燃料タンクを一杯 に利用すれば550キロにおよびます。

スペックを見るとコンベンショナルなプラグインハイブリッドですが、デザインが割り切ってます。極端に空力を意識し、ホイールカバーをつけるわ、ドアミラーはカメラだわで、そのCd値はなんと

0.186!!!

実際のドラッグは前影投影面積S x Cd値の積になるのですが、そのSすらも小さくしようと車幅を狭く、そして車高を低くした、まるでペンシルロケットのようなシェイプによるドラッグは通常の自動車の半分以下、ゴルフの40%とのこと。

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そしてドアはガルウィング。

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キャビンを狭めるため、ドアをオフセットして配置。シートはバケットタイプ、スライドと傾き調整が可能で後ろに傾ければ大柄の人でも頭がつかえることはなさそう。ただ相当F1っぽい寝た体制になります。

ちなみにサイドシルは厚く高いため、乗降性はあまり良くないです。ミニスカ危険です。

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ボディの素材はカーボンで超軽量。エンジンはミッドシップに搭載し、そのすぐ後ろはトランクとなっています。隔壁にはXL1の文字がでかでかと。

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リアハッチもフルカーボン...た、高そう。

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冷却ファンの中央にはVWのロゴが。ここへんにデザインアイデンティティをとりこむところが、ドイツっぽいです。

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そしてびびったのはドアミラーレス、カメラになっていること。日本の法規ではまず通らないと推測されますが、外車だから認められるのでしょうか? もしそうなるとドアミラーに革命が起きそうです。

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GARMINのナビにエアコン装備。ミッションはDSGです。

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サイドウィンドウは電動ではなく、手動式。久々にみました、くるくるハンドル。

エコカーなのですが、作り方は完全にレーシングカー。コンセプトにとどまらず、実際に限定生産されるというところがVWの気概を感じます。


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