日産の現在・過去・未来を伝える大試乗会(2):LEAF NISMO RC #nissan360
2013.09.13
ワンドラ読者なら気になるのは当然スポーツカーにレーシングカー。ということでまずはパフォーマンスコース、長い直線とシケイン・スラロームで構成される場所で、スポーツカーにスポーツセダンを一気試乗した動画をご紹介。
運転手のウデがよくないのですが、クルマの癖を運転手が操作でカバーすることなくそのまま出してしまうので意外にもクルマのハンドリングの違いが実感できました。いわゆる怪我の功名です。この怪我の功名は動画でも結構顕著にクルマの動きとなって表れていて、アンダーが強い、弱い、リズムに乗れる・乗れないといったところが見て取れます。
トップバッターは LEAF NISMO RC。ミッドシップにリチウムイオンバッテリー、リアにモーターをおいたリーフのレーシングバージョン。といっても完全なオリジナルのレーシングカー。見た目はリーフっぽいですがプロポーションもまったく違うし、カーボンモノコックで出来ています。しかしかっこいい。
▼ NISSAN LEAF NISMO RC車載動画
レーシングカーを走らせるのは初めてですが、というか走らせていいだなんて太っ腹。ペダルは当然2ペダル、ミッションはなし、1速しかないと思うと遊園地のゴーカート、100円入れて走らせる電気カートみたいなものです。
しかし軽いのとトルクフルなモーターのおかげで一気に加速、なんでも最高速は150km/hだとか。
ブレーキは私の場合左足ブレーキを使うのですが、これもカートと同じ感覚。スラロームではなかなかリズムに乗れず、ターンインが速すぎる、遅すぎるといった妙な動きでした。というのも実はこのコースに入っていきなりのクルマがこれで、コースがまったく分からなかったというのもありますが、乗れていませんね。もっと乗って慣れたかったです。
本物のLEAFにはこのLEAF NISMO RCで培ったセッティングをフィードバックしたコンピュータを発売しているそうです。どんな風になるのでしょうね、こちらも興味あります。
(つづく)