高速船ナッチャンWorld 復活! 北海道から九州に戦車を高速輸送
2011.11.05まさかの復活です。
ナッチャンWorld - Wikipedia就航式は同年5月2日に青森市の青森高速船ターミナルで行われ、同時に函館港開港150周年記念イベント「津軽海峡・海と大空のフェスティバル」が開催された。また、本船の就航に合わせて青森フェリー埠頭では新しいターミナルビルと搭乗橋の使用が開始された。
しかし同年8月4日、東日本フェリーは原油高にともなう燃料高騰を理由として、運賃の3割値上げと秋・冬季の減便を発表した(これにより1日6往復12便運航されている便数が9月から4往復8便、11月から2往復4便に減少することになった)。
さらに同年9月8日、燃料高騰の影響によりナッチャンRera・Worldの函館 - 青森航路と在来船で運航している函館から青森、室蘭、大間への3航路の合計で本年度49億円の赤字が見込まれることから、同年11月末をもって国内フェリー事業から撤退することを発表するとともに、2隻の高速フェリーは同年11月1日から運航を休止した[1]。
ナッチャンWorldというと就航から引退までわずか半年、というスピード船でありました。
その不遇のナッチャンWorldに起死回生のチャンス到来です。
陸上自衛隊:戦車をフェリーで輸送...「南西シフト」演習 - 毎日jp(毎日新聞)今回の訓練では、90式戦車4両と89式戦闘装甲車10両、隊員約230人を津軽海峡フェリー(函館市)の高速船「ナッチャンWorld」で運ぶ。7日午後に苫小牧港を出発し、9日朝に大分港に入る予定。
北海道から九州に戦闘車両を大量に高速輸送するという任務にはピッタリ。
ナッチャンWorld - Wikipedia防衛省では離島奪還作戦に不可欠な高速輸送艦艇として利用するため本船および姉妹船の「ナッチャンRera」の購入を検討している[3]。
今回の訓練をベースに検討するんでしょうかね。
陸上自衛隊:戦車をフェリーで輸送...「南西シフト」演習 - 毎日jp(毎日新聞)防衛省によると、自衛隊法に基づく防衛出動命令が出される前に民間船をチャーターする際は、競争入札で契約するのが原則。公示から契約まで最低で2~3週間かかる。緊急性から随意契約が認められても、契約に応じる船が見つからない事態も想定される。有事や非常時に民間船を活用する際の使用料や具体的な手続きは決まっておらず、防衛省幹部は「国土交通省などを巻き込んだ仕組み作りが急務だ」と話す。
コストがかかるのは分かりますが、民間チャーターしてコストをケチると色々なところで弊害があるような気がします。
特にカラーリングとか。いくらなんでもナッチャンWorldのカラーリングは可愛すぎでしょう。