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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

MINI Clubman John Cooper Works (JCW) 6速マニュアルの試乗レポート

2011.09.09 寄稿者: のま元記事

ワンドラではマニュアルの復権を目指す norioさんがいますが、私もマニュアル好き。まあオートマも乗りますけど、自分で運転する車はマニュアルがいいですね。

MINI CROSSOVER(ミニ・クロスオーバー)COOPER S ALL4(オールフォー) 試乗の続きは屋根が赤くて3倍速そう! なMINI Clubmanですよ。

CIMG0739

MINI最速の ジョン・クーパー・ワークスモデルです。

▼メーカーサイト⇒MINI Japan - MINI John Cooper Works Clubman

CIMG0737

もちろん6速MT(マニュアル)仕様! 念願のMINIのマニュアルミッションです。やった!


CIMG0738

写真がぶれていますが、室内はルーフ同様、赤をうまくあしらいスポーティ。シートのステッチも赤です。

MINIのいいところはまず1.6Lのツインスクロールエンジン。これが燃費がよく、パワーがあって扱いやすいんです。これを常々マニュアルで操作したら楽しいだろうな~と思っていたのですが、その念願が叶いました。

JCWのハイライトはまずエンジンパワー。初期型Clubman Cooper Sは175ps、現行型が184psに対して JCWはなんと211ps。トルクも260Nm、オーバーブースト時280Nmと1.6リッターとは思えないほどのモリモリパワーです。その結果、0-100km/h加速は6.8秒、トップスピードは238km/h

もちろんエンジンパワーも大事ですが、それを伝えるトランスミッションも重要。だから6速マニュアルが大事なんです。

シートポジションを自分好みに合わせ、いざスタート。ATのときと違い、クラッチを踏むので多少シートは前気味です。乗り出してすぐに気付いたのは、

ボディ剛性がちがう!

うちのClubmanが 3万キロ、3年オチというのもあるでしょうが、明らかにカッチリしたボディ。うーん、これはその気にさせます(ボディだけでw)。

最初はなじませる意味も含め、ゆっくりと走行。シフトはシフトノブがまるくて大型、握るというよりも包む感じでシフトします。おお、カッチリしてるし、ショートストローク。R(リバース)は1速の左側ですが、大きく力をこめて左側に押さないと入らないので、軽くシフトすれば特に問題ないでしょう。

慣れてきたころにアクセルをあけ、ポンポンとシフトアップ。もうね、エンジンが違う! マニュアルだとギア比の関係からかエンジン回転数が多少高めになるのですが、2200回転前後でのトルクとアクセルのツキがなんていうか獰猛。

「おれはやるぜ、やるぜ、やるぜ」

感たっぷりなんです。そこでポンとアクセルを入れる、そのままスゥーーーっと加速。

うっひょーーー、気持ちいい~ってか、

はえぇ!

大人2名、子供1名が乗っているにも関わらずグングン加速。やっぱりこの1.6Lツインスクロールターボエンジン、とてもいいです。マニュアルだとより脳みそ直結、足を介しているのですが、まるで脳みそとエンジンがダイレクトにつながっているかのよう。

実際にはもちろん脳みそから神経で足、足からアクセル、アクセルワイヤーからスロットルコントローラ、電線(ワイヤー)でクルマのコンピュータ、クルマのコンピュータからインジェクター、エンジンが点火、6速トランスミッションで減速、ファイナルギアを介してドライブシャフト、そして205/45R17タイヤで路面を蹴る、と。

これだけの長い長い道のりが、マニュアルトランスミッションとJCWの冴えたエンジンのおかげで、直結。オートマとの違いがものすごいです。いや、オートマだって悪くないです。ちょっとニュルニュルするのと、1速へのキックダウンがドコンとするくらいで、まったくもってスポーティ。でもね、JCW+6MTは一味違います。スポーティでなく、レーシングに非常に近いスポーツ。

さらにそれを支えるサスペンションがいい味なんです。かっちりしたボディのおかげでよく動き、とても練られている感じ。コーナリング性能まで試せませんでしたけど、こりゃ絶対いいに決まっている! ああ、ワインディングに行って試したいなあ。というか、一人で試乗したいなあ。

このスポーツ性能と引き換えに、多少走行音、排気音やロードノイズが全体的に大きめになっている感じがしますが、そんなことまったくもって、

些細なこと!

ああ、うっとりするなあ、いいクルマだなあ。見込み通り、やっぱりMINIのマニュアルいいなあ、とニヤニヤしながら戻ってきました。

さてこのJCWのライバルはというと、どうやらルノー・メガーヌRSとのこと。え、あのハンドリング市民革命の旗手、ルノースポールですか。むむむ、これは強敵です。あれほどの完成度を送り出すルノースポールに対抗しなければならない John Cooper Worksが悪いはずがありません。むしろ、このハイレベルな戦いをするヨーロッパはなんて厳しい戦場なのでしょうか。

John Cooper Worksには「John Cooper」という名チューナーの名を冠しているように、そこに歴史とプライドがあります。名前のバッジだけつけた似非ブランドとは違うぞ、そんな強烈なメッセージを受け取りました。クルマとしての完成度のレベルが違うんですね。走りのステージで見劣りしない、いやむしろ魅力を発揮するクルマとして恥ずかしくないプロダクトを出す、そんな意気込みです。だからマニュアルミッションオンリー。

それに対するルノースポールもこちらも名門。WRC参戦の長い歴史、アルピーヌ、ゴルディーニなど名チューナーの歴史とプライド、こちらも負けられない戦いがあります。ニュルブルクリンクFF最速をメガーヌRSが記録するなど、名実ともに今ノリに乗っているルノースポール。

MINIはイギリスで生まれ、今はドイツ車。一方ルノーはフランス、この図式は一体なんでしょう。ああ、世界大戦じゃないですか。ある意味代理戦争ですよ。

本当はここに日本車が食い込んでいってもいいはずなのですが、どうも蚊帳の外っぽい雰囲気です。なんでかといろいろ逡巡すると、やはり歴史の違いが大きいのでは。所詮は新参モノで、景気がいいときは派手に暴れるけど、景気が悪くなるとすぐにスポーツモデルをやめてしまってブランドの歴史も、エンジニアリングの伝承も途絶えると。これでは相手にしてもらえるはずがありません。

継続は力なり。

ブランドは一朝一夕にできるものではなく、長い長い積み重ねの中で作り上げていくもの。その名を汚さぬように維持し続けるのもとても大切。老舗の味わいは伊達ではない、ということでしょうか。

とまあ、そんなことを思いつつ、JCWいいよなあ、欲しいなあと思いつつ値段をみてビックリ。

た、たけぇ...

ブランドはお安くないわよ!

ってなもんです。仕事しよう...お金ためよう...っと泣きぬれて帰ってきました。ああ、でもほんと MINI JCWは良かったなあ。6速MT最高です。

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