普段乗れてなかったアレに乗ってみたら発見があった #日産ブロガー試乗会 (8) 女心がわからない話と人生
2018.08.20女心がわかりません。
長年わからない、わからないと思っていましたが、ここ最近本当に、こころの底から、英語でいえば bottom of the heart、わかりません。友達なのに敵、フレネミーってなに? この年でもまだまだ発見があります、discover 自分。
今回の試乗会、たくさんの車種に乗れるだけではなく、もうひとつのテーマがあったのです。それがカラー、color、色。
クルマの色なんて、白か青かグレーかシルバーってところで、赤や黄色はまあ選ばない。簡単にいうとそんなもので無関心なんですね。ところが女性は違う。
でこの女心が分からない私が、じっとクルマをモチーフにしたケータリングの綺麗なオードブルをみていてようやく気付きました。ああ見えている世界が違うんだなと。
つまりわかるわからない、以前に見えてないんですね。色に対する感度、分解能が違う。
でそう思っていたら、ズバリそうだったんです。
よかった、オレだけじゃない、男はみんなわかってないんです。男性が虹をみて7色だと感じるところ、女性は29色も理解できるんだとか。えええー、じゃあレインボーウーマンを女性が作ったら29人でてくるってこと? プリキュアだって二人だし、セーラームーンだってせいぜい10人なのに。
色の話
色の話をしてくださったのは、日産自動車 グローバルデザイン本部 アドバンスドデザイン部の山口勉さん。
山口さんによると性差や人種差によって色への感度が異なるとのこと。
見えてなければ分からないのも仕方ありません。だからマーケットに合わせて色々用意するとのこと。
特に日本市場では色が最も購入時に気にするポイントとのこと。
その結果。
デイズではなんと20カラーバリエーションを用意。
さらに赤は赤でも車種やマーケットに合わせてチューニング。
西洋人の思う赤と東洋人の赤は色相では帯域が違うということでそれに合わせているのです。
色は大事ということを改めて理解し、色のもつパワーを感じました。今後はもう少し色について考えていきたいと思います。
総括:豊かな人生とは
幸せってなんだろう。
人生も残り僅かとなってくると、哲学的な問題によくぶちあたります。経済的な豊かさが幸せなのだろうか? 人によってはそうかもしれません。でも必要なのは、自分にとっての幸せで、それはなんだろうか、そもそも自分とはなんなんだろう?
ぼんやりとしているとあっという間に人生は終わります。
さすがにこの年にもなると、自分が何者か、何ができて、なにが苦手か。何が好きで、何がそうでもないか。新しいチャレンジももちろん大切ですが、人生の振り返りも大事です。
そうなるとやっぱり自分は乗り物が好きなんですよ。景色をみるのが好き。運転するのが好き。いいお天気、流れる雲、夕焼け、そして漆黒、満点の星空。
よい景色をみるためにはよい乗り物が必要です。
そして荷物を運んだりすることにあまり興味がないんです。
自分のこの目でみたい、楽しみたい、楽しんでもらいたい。ソーシャルネットワークの時代だから、もはや行動がソロかどうかなんてあまり関係ないですね。共有すればそれこそ共感してもらえるので。
その時やっぱり乗り物が大事なんですよ。そして乗り物に乗っている時間が豊かであること、それが自分にとっての豊かな人生だと思うんです。
人生の伴侶を選ぶように、乗り物も選びたいですね。今回は貴重な機会をありがとうございました。改めて自分が何が好きか、なにがわからないのか気付くことができました。
人生を豊かにするために、今日は何に乗ってどこへいこう?