来ちゃいました! 第30回東京オートサロン ~メーカー編~ #tas2012
2012.01.17 寄稿者: いわっち (元記事)ワンドラ編集部新人、現役大学生「いわっち」による初レポートです。最近珍しい「クルマ好きの若者」が初めて東京オートサロンを見てどう感じたか、興味津津です。
ホントは愛車で行くつもりだったんですが、3日前にオイル系のトラブルが起きたので入院させました(泣)
実はおいら、クルマ好きと言ってる割にはこういったイベントに参加するのは初めてなんです。
そもそも「東京オートサロン」とは、、、
東京オートサロン - Wikipedia東京オートサロンとは、チューニングカーの祭典とも呼ばれるモーターショーである。1983年に「エキサイティングカーショー」の名称で開催され、1987年の第5回開催時に「東京オートサロン」に改名した。(中略)開催日は通常1月の第2週金・土・日が選ばれる。
(中略)
スタート当時は「チューンドカーの市民権を勝ち取る」というコンセプトから始まったため、ノーマル車や新車の展示が少なかった。(中略)近年は、オートサロンに対して当初は懐疑的であった国内の主要自動車メーカーも市場調査を兼ねて、自らカスタマイズカーやコンセプトカーを出品・公開してマーケットの拡大に乗り出している。
というイベントらしいです。
前置きはこのくらいにして、実際に見てみまひょ。
昨年12月のオートサロンにて初公開された「86」を早速TRDがチューンしてきました。
自社マフラー・自社サスペンションを搭載し、タワーバー等でバランスよく強化を施しリーズナブルにも関わらずレーシーな走りを体感できるパッケージングとなっております。主張し過ぎず大人し過ぎないエアロパーツやフォグランプが追加され、おいら好みのクルマとなっておりました。
続いて「86」のスバル版である「BRZ」。こちらもSTiがチューニングを施しました。
前者はエアロバンパーやサイドスカートを搭載していましたが、こちらはリアスポイラーとカーボンボンネットのみを装備しノーマルのデザインを尊重した仕様となっております。
ちなみに、巷で囁かれていた過給機の搭載は今回は施されていませんでした。
一方でこちらは「BRZ Black Edition」。STi仕様とは打って変わって、かなりカツカツな印象を受けます。
大型のリアスポイラーが搭載され、マフラーもセンター2本出しに変更されております。やば、超かっこいい...
ふと思ったのですが、「86」と「BRZ」っていわゆる兄弟車ですよね。ということはつまり「BRZ」にTRDのエアロやチューニングパーツが、「86」にSTiのエアロやチューニングパーツが使用できるということになるのでしょうか。今後の展開が非常に楽しみな2台です。
平成生まれのおいらにとっては、往年の名車であることしか知りませんでした
ゴメンナサイ...。はい、「2000GT」です。実物を見るのはもちろん初めてですが、こちらはなんとEV仕様!
ボンネットにはソーラーパネルが敷かれており、最高速度200km/hで走行できる「究極のスーパースポーツソーラーEV」となってります。
名車と言ったらこちらもお忘れなく!ホンダの「S600」です。例によっておいらは平成生まれなので(以下略)
そして隣には、新型ビート(と目されるコンセプトカー)も公開されていました。ちなみにコチラの車両、今のところ世界に1台しかないんだとか。
先代ビートと比べてみてください。
でもコイツは知ってます。というより、おいらをクルマの世界に引き込んだ張本人です。マツダの「787B」です。
1991年、フランスのサルトサーキットで開催されたル・マン24時間耐久レース。当時最速と謳われていたジャガー、ベンツを抑えて日本車で、そしてロータリーで初めてル・マンを制した名車中の名車です。
初対面に空いた口が塞がらず笑いが止まらず、デモ走行では涙が出ました。
ロータリーエンジンはおいらにとって、すべての始まりであり行き着く先なのだなと改めて実感しました。ちなみに今のおいらの愛車は、「RX-7 FD3S」です。
そして最後は日産ブース。こちらは一番目立つステージ上に「LEAF」「JUKE」「マーチ」のNISMO仕様が展示されておりました。要所要所にカラーメッキのパーツを使ってるのがイイネ!
そしてステージ前には「フェアレディZ Z34 NISMO Ver.」や、
「LEAF NISMO RC」が展示されておりました。
次回はチューニングショップのブースや、カスタムカーコンテストへの出展車両をご紹介します。