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鉄道博物館(1)圧巻!こだわりまくりの展示!

2011.09.17 寄稿者: 和田亜希子元記事

大人気、鉄道博物館の見学レポート。大人から子供まで楽しめる人気スポットで、さいたま観光発見ツアーのひとつとして行ってきた、2010年4月初出の記事です。

高崎線で大宮駅を通過するたび「一度行きたい」と思っていた鉄道博物館。
神田にあった「交通博物館」には二度行ったことがあるんだけど、鉄道博物館はまだ未体験だった。


「ものすごい混んでいる」


という話だけがあちこちから聞こえてきて、行きそびれていたというのもある。実際、大宮駅構内には、鉄道博物館の混雑状況の案内ボードもあったりする。

鉄道博物館

でもそんな混雑状況は土日限定のことなのかも。
自分たちが訪れたのは木曜日の午後イチだったんだけど、むしろ「空いてる」くらい。

あと雨も影響したのかもしれない。
雨で屋外のミニ運転列車は休止になってしまっていたので、そういうことを知っている人は雨の日は避けるんだろう。

鉄道博物館

メインは「ヒストリーゾーン」。

ここでは、日本の鉄道がスタートした明治時代初期から現代まで鉄道技術や鉄道システムの変遷・歴史をそれぞれの時期・テーマごとに紹介しています。御料車6両を含む鉄道車両36両の実物車両の展示を中心に、当時の貴重な資料や実物車両を縮小して作った精巧な模型などを展示しています。さらに、各エリアの見どころとして、その時代の鉄道の様子がより実感できるよう、当時の鉄道風景を資料や写真をもとに再現した「情景再現」という展示演出もおこなっています。(鉄道博物館公式サイトより)

鉄道博物館

自分は、特に鉄道が好きとかいうことないんだけど、そんな自分でも普通に興奮するレトロな車両。
しかも、駅舎や時刻表、案内パネル、ベンチにいたるまで当時のものを再現しているこだわりようがすごい!!!

列車の中には、当時の乗客の人形なども。

鉄道博物館

車両は外から眺めるだけでなく、中にも入れるし、さらにいくつかは、車両下に潜り込める階段があって、下から車両の作りを見ることができるようになっている。寒冷地帯を走る車両は、車両下に雪が付着してしまわないようカバーで覆われていた。

鉄道博物館

中央には丸い「転車台」。
一時間ごとだったかな?回転して「ぼーっ!」と大きな汽笛を鳴らしてくれる。

鉄道博物館 鉄道博物館

このあたりになると馴染みがある。
私は10歳になるまで鉄道がない町に住んでいたので(当時は「鹿島郡波崎町」)、電車を見るのは年に2回、母方の実家に行く時くらい。銚子から特急に乗るのは本当に特別な体験で、扉が開いて乗り込み瞬間はどきどきしたっけ。あとトイレのすぐ近くに、平面の紙コップがあって、それをふくらませて冷水入れて飲むのが好きだった。

鉄道博物館 鉄道博物館

こちらも目玉展示のひとつ、「0系新幹線」。
昨年秋から展示を開始したが、その際、徹底整備して、ほぼ新品に近い状態にしたとのこと。

内装も本当にきれいだった。

鉄道博物館

時刻表も当時のものを再現。
まさか、数分ごとに新幹線が出発する過密ダイヤになるとは、当時は想像もつかなかっただろうなあ。

鉄道博物館 鉄道博物館

1964年、世界で初めての時速200キロ超での営業運転を実現した0系には、非常用の脱出口がついていた。ボックス席の窓の下あたりにあって、そこから外に出られるようになっているんだけど、結局、これが使われたことは一度もなかったとのこと。

鉄道博物館 鉄道博物館

個人的には、新幹線よりこっちの、昭和初期のレトロな車両や御料車両に興味津々。座ると当時の車両の振動や音を体験できるところもあった。妙に懐かしい感じ。進化してるんだなあとしみじみ。

鉄道博物館

とにかく巨大だ。
外から建物を見ると、まるで空港かなにかみたいだ。

ヒストリーゾーン以外に、「ラーニングゾーン」もあり、屋外には運転体験できるところなども。

鉄道博物館 鉄道博物館

レストランも何箇所かある。
日本食堂のレストランでは、「懐かしの食堂車のカレーライス」など。

●カフェテリア 日本食堂(メニュー)

ミュージアムショップは、とにかくいろんなものが売られている。
鉄道博物館にちなんだお菓子はもちろん、鉄道関連のさまざまなグッズも。

人気お土産は、鉄道博物館オリジナル「石炭あられ」。

●鉄道博物館ミュージアムショップ

鉄道博物館 鉄道博物館

模型鉄道ジオラマでは、15分間の運転実演が。
始発列車が走り始める夜明け前から、夜、終電あとの貨物列車まで、一日のダイナミックな鉄道運行の様子がよくわかる。

そして・・・

4月24日(土)から始まるのが「運転士体験教室」を先行体験することができた。

鉄道博物館


●鉄道博物館公式サイト


続く


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