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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

バイク界のキム兄による「トライアル世界選手権」観戦記

2011.08.28 寄稿者: キム兄元記事

実は私、こっそりとトライアル競技のファンなんです。トライアル競技とは細身で軽いバイクを使って、普通考えられないような場所をバイクで走破してしまう、クロスカントリー・アクロバット系競技です。足がついたり制限時間を越えると減点で、減点の少なさを競います。

MFJ Online Magazine:日本モーターサイクルスポーツ協会

そのトライアル選手権をバイク界のキム兄さんが見てきたのでご紹介。

こないだの土曜日にトライアル世界選手権を観に行ってきました。
土曜の朝にいきなり三上さんに誘われて、はじめは断ったんだけど、10分後にはやっぱり行くことにしました。
なにしろ世界選手権ですからね。観ておいて損はないです。

実を言えば、ロードレースもモトクロスもエンデューロも世界選手権を生で観たことがありません。
何年か前までは菅生でやってたんですよね、モトクロスは。
今は MX-LIFE.TV でお金を払ってまで観てるモトクロスだけど、興味を持つようになったのはここ最近のことです。

トライアルは日本人が世界のトップクラスで活躍している競技の一つでもあります。
フジガスこと藤波貴久選手はトライアルファンでなくても知っている選手の一人ではないかと思います。
他にも多くの日本人が過去にも世界戦に出ていたと思います。それにはいろいろな背景があるんでしょうね。

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トライアルというと人工セクションを連想しますけど、こういう自然の地形を生かしたセクションも多いんですね。
セクション間を繋ぐルートももてぎの山の中を走るので、エンデューロにも似たところがあります。

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11セクションの藤波選手。ワールドの選手はこのステアケースを上ります。
いったいどうやればこんなところを上れるんでしょうか!?

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OSSAのファハルド選手。このバイクは前方吸気、後傾シリンダー、2ストロークインジェクションという最新テクノロジー満載で、個人的にとても気になるバイクです。
OSSAはエンデューロバイクの開発予定もあるとかで、トライアルで培った技術をエンデューロバイクに生かしてくるとしたら、とても面白いバイクができるんじゃないかと思います。

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リアタイヤを外しているのでパンク修理でしょうか?もちろん競技中です。選手以外(マインダーのみ?)も修理ができるんですね。この辺りはエンデューロとは少し違います。

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1日目は藤波選手は3位でした。やっぱり日本人が活躍していると応援したくなりますよね。表彰台に上れたので嬉しかったです。

はじめて観たトライアル世界選手権でしたが、予想以上に面白かったです。
もてぎで偶然会ったチカちゃんが面白いことを言っていました。
「トライアルってゴルフみたいだね」
なるほど、確かにそうだなと思いました。

選手がセクションを走っている間はじっと見守り、終わったあとは結果はどうあれ拍手を送ります。
好きな選手がいれば各セクションを一緒に移動しながら追いかけるのもいいですし、1つのセクションでいろんな選手を観るのも楽しいです。
セクションにもよるのですが、観客と選手の距離が近いのもいいですね。

世界選手権ともなると凄さも分かりやすく、観戦するにはとても向いているスポーツと思いました。
でもとてもじゃないけど、自分にはできないですね〜(笑)


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