東京から3時間弱で体験できる尋常じゃない透明度の海
2011.08.28 寄稿者: norio (元記事)もう8月もおしまい。ここ最近は雨模様でもう夏も終わりか!?といった風情です。しかし夏といえば海、もしまだ海にいけてない、という方は透明度が高い伊豆のヒリゾ浜はどうでしょうか。
そこで、2007年10月のnorioさんの「ヒリゾ浜」レポートをご紹介です。
三島〜柿田川のエントリが好評なようですが、やぱり東京から短時間で行けるコアな観光地ってまだまだ知られていないってことでしょうか?ということは、恐らくこの「ヒリゾ浜」も知られていないのでしょう。
ということで、伊豆の奇跡、数年前には国内透明度ナンバー2にも選ばれた「ヒリゾ浜」を紹介しちゃいましょう。
*09年8月11日追記:地震の影響は特になく、被害も出ていないそうです。安心してヒリゾ浜へ!
(追記)マナーを守れることを約束してください
ヒリゾ浜はキレイです。でもこのキレイさはなにも勝手に保たれているわけではありません。利用者がそれぞれの果たすべき義務を守った上ではじめてこの環境が保たれているのです。
それでもヒリゾは毎年汚れていっているそうです。BBQ禁止時期なのにやる人がいます。あまつさえ、ゴミさえも捨てていきます。タバコの吸殻を投げ捨てていく人がいます。お弁当のゴミさえ捨てていく人がいます。また、自生サンゴやウニを持って帰る人もいるそうです。自分が持ってきたものは全て持ち帰る。そしてヒリゾから持って帰っていいのは思い出だけ。この約束は絶対に守ってください。
シーズンオフだからこそのご紹介
え、なんでシーズンオフに紹介するのかって?それは、1年間覚えていた人だけが来シーズン楽しめるってことですよ。最近は混雑度も高いので、正直シーズン中には紹介しにくいです。混みすぎちゃっても困りますからね。信じたくはないですけど、こんな海に「ゴミ」やら「吸殻」やらを捨てていく人でなしは尽きないんです。
まずはヒリゾ浜の概要
先述のとおり、ヒリゾ浜の透明度は日本でも屈指のもの。いままで飛行機で沖縄に行っていた人が「日帰りでダイビング / シュノーケリング」という感覚を覚えてハマってしまうということもしばしば。本来ならばダイビングの写真の方がよいのでしょうけど、残念ながら僕はシュノーケリングの写真しかもっていないので、これらの写真で感じていただければ。
気が付きましたか?ピンク色なのは珊瑚です(この写真のピンクは違いました!)。ヒリゾ浜には珊瑚がいるのです。しかも、浅瀬に。
ヒリゾ浜の場所
ヒリゾ浜に行くには、まず下田まで行きましょう。東京駅から新幹線で熱海まで、そしてそこから伊豆急行を使い、だいたい3時間〜3時間半くらいです。朝一で出れば、お昼前には着くことが可能ですよ!
車で来る場合は、天城を横断してくるのが近道です。山道ですけどね。地元の人は抜け道を駆使して沼津〜ヒリゾ浜間を2時間くらいでいけます。いや、もっと早いかも。
で、下田駅から西へ車で2〜30分ほどいくと、中木(三坂漁港)という港があります。でもここはまだヒリゾ浜ではありません。なんせヒリゾ浜は断崖絶壁の真下。歩いていくのは(通常)不可能です。ではどうやっていくのか?なんと...渡しの船で渡るんです!
注:6月20日〜9月30日のシーズン外は渡れない可能性もあります。また、荒天時には船が出ません。
(注)↑この写真、上から見たときそこがヒリゾ浜だと思っていた場所が間違っていたので、エントリから2年目にして差し替えました。すみません
7月〜9月のシーズン中には、中木の漁港からヒリゾ浜へ10分間隔程度の渡し舟が出ています。周辺の民宿などが共同でやってくれているんですね。受付で1000円を払うと漁港とヒリゾ浜を行き来できるようになりますので、それでヒリゾ浜まで行くんです。当然浜は自然のままの姿(しかも岩場)ですんで、トイレとか売店とかありません。ゴミ箱なんてもってのほか。というわけで、泳ぐ以外のことがしたかったら漁港へ戻ってくることになります。
ちなみに浅瀬が多く、魚がたくさん、そして遊戯をしている人もいませんから、小さなお子様に超オススメです。キレイな海を子供のうちに体験させてあげてください。ただしトイレはありませんので、それなりの装備は持ってきてくださいね。
ヒリゾ浜の写真たち
まずは浜まで渡りましょう。
良く準備体操をしたら、海に入りましょう。足の付く浅瀬ゾーンと水深3〜7mのゾーンに別れますから、足元には注意してください。シュノーケリングが手軽でオススメ。海に入れば以下のような眺めがお手軽に体験できます。ちなみに濁って見えるのはプランクトンだと思われます。魚肉ソーセージを持っていって、先っぽを少しずつ剥いていくと魚が群がってきて楽しいですよ。ただしゴミ(包装ビニール)はしっかり持ち帰ること!
どうです?東京から陸路を3時間ちょっとでこの透明度に出会えるなんて、奇跡的だと思いませんか?柿田川で湧水の素晴らしさを体験したら、次はヒリゾ浜で海の素晴らしさを再認する・・・完璧なプランです。
おまけ:伊豆の拠点に沼津グランドホテル
もうひとつ、僕のとっておきを紹介しちゃいましょう。それは伊豆散策の拠点、究極の割安宿である「沼津グランドホテル( 楽天トラベルはこちら)」です。
この沼津グランドホテル、普通のビジネスホテルと思いきやセミダブルの部屋に2人で1泊しても7000しかかかりません(ただしこのリンク先の「じゃらん」提供のプランに限るみたい)。一人あたりでたった3500円ですよ!しかも朝食付き。この朝食がまたうまくて、焼きたての自家製パン、ゆでたまご、シリアル、ヨーグルトなどなど...信じられないほど豪華なんです。いつも伊豆に旅行に行くときは、このホテルに前日夜泊まって、旅行当日が伊豆からスタートできるようにしています。ほんとにオススメです!
もちろん 現地の中木に宿泊するのもありですよ。友人の大食漢が「もう無理」ってぐらい、取れたて新鮮な素材を使った料理が出ます(笑
また、下田まで行ったらなら必ず寄りたいのが「 海女小屋」。新鮮な海産物が驚くような値段で。
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先週末の飛び石連休を利用して、車で1時間半かけて山梨の「グルメいちご館 前田」までイチゴ狩りに行ってきました。高校の通学路に伊豆の有名イチゴ狩りどころ「 江間いちご狩りセンター」があったこともあり、イチゴには若干うるさい僕ですが、この「 グルメいちご館 前田」さんのイチゴには唸らされました。そんな一味違うイチゴ狩りを楽しめる「グルメいちご館 前田」さんをご紹介。
追加伊豆情報
もっと詳しい情報は、中木情報サイト「 中木へ行こうよ!」からどうぞ。
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