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#FZ250 PHAZERレストア phase-02: タンク、キャブレーターの取り外し、童貞卒業

2016.07.27

ワンドラ・レストア部として活動を開始しましたが、今回は梅雨が長引き、曇り空の中での過ごしやすい土曜日、5名が集まりワイワイガヤガヤと作業を行うことができました。

ガソリンタンク外し

ガソリンタンクが多少錆びていることや、その後の作業を考えてまずはガソリンタンクを外します。

最初ガソリンコックの横の燃料ホースを外してとろうとするものの、ストレーナー（濾過器）や燃料ポンプがガソリンタンクにくっついていて外れません。

試行錯誤した結果、まずは燃料ポンプを外して、その配管を外すことにします。

ところがバンドを留めているこのネジ、いくら回しても緩みません。仕方ないので壊して外しました。

サビ落とし

外したガソリンタンクにサビ取り剤を投入、水で10倍に希釈して錆びを落とします。

適宜回して撹拌しますが、当然のことながらタンクが重い、約10kg。

そしてなによりこの作業、説明書をよくよまなかった私がいけないのですが、サビ取り剤を入れる前に中性洗剤で中をよく洗って油分をとる必要がありました。結局次の日作業はやりなおしたという・・・

サビ取り剤の種類によって鉄分を溶かすもの、酸化鉄を作ってコーティングするものなど色々あるので、説明書はよくよみましょう。

キャブレーターの取り外し

次はキャブレーターを外しますが、その前に上にあるエアクリーナーボックスを取り外します。

バンドを緩めて外しました。

続いてバンドを緩めてインシュレーター側を外します。スロットルワイヤー、チョークケーブルがついているので、外して分離します。

４気筒ごとに別々のスロットルがついているので、こういうとき取り外すのは大変ですね。

ひび割れたインシュレーターとガスケットを外します。すでにインシュレーターは新品を注文しているので廃棄処分。ちなみにこのインシュレーター、新品で18,000円なり・・・ここでも4気筒ある分、メンテナンスコストが高いです。

キャブレーター童貞

はずしたキャブレーター、エンジンかかっているので特に問題はないのですが、なかがどうなっているか心配です。中をあけるべきか、それともそっとしておくのか、色々と相談した結果、みんな

「中を見てチェックするべきだ」

という意見が大多数。それならば開けようという話になったわけですけど、さてここで質問、中をあけたことある？

ない、ない、私もない、失敗したことならある・・・

ん？　なんと5名中1名しかキャブレーターの中を見たことがないという「キャブレーター童貞」ということが判明。

夏のリゾート地で「女の体はさぁ、こうなってて、こうすればああなるから、すげえだろ」みたいな話をしているやつに限って童貞、というのとまったく同じ、蓋をあけてみればみんなキャブ童貞。

結局1名だけがキャブを知っていて、童貞からの尊敬を集めるという状況に。そしてその先人いわく

「開けるだけなら大丈夫だよ」

というアドバイスに従って、おそるおそるキャブのフロート側をあけることに。大人の階段あがる、です。

もちろん開けたあとに閉じるためのゴム、いやそういう意味じゃなくってパッキン、Oリングは手元にあるので何があっても大丈夫です（なにが）。

キャブレーターの中身

キャブレーターを裏返し、４つのネジを外せばフロートが見えます。ここで注意しなければならないのはキャブレーターの中にはガソリンが残っているので、裏返すとたまったガソリンがだだ漏れになってしまうこと。実際ここで大量にドレンホースからガソリンが漏れてきて、相当足が濡れてしまいました。メカニックスーツを着ていて助かりましたが、ガソリン臭がいまだに抜けません。

ここからは無修正画像です。