小学生のRC製作記 phase-18：ポリカーボネイトボディの製作、切り取り #rc_club

2012.05.03

今回から新章のはじまり、ポリカーボネイトボディの製作です。

まずは「切り取り」から。

この作業、さすがに子供には任せられないため、大人の出番です。とはいえ大人も欲しいのが専用の工具、曲線ばさみ。

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この曲線ばさみは手前が緩く、奥がきついRになっているので、曲面に合わせて切る場所を使い分けるときれいにタイヤハウス回りをカットすることができます。

一方曲がっているので直線を切るには不向き。直線部分はカッターで数回（３回ほど）なぞって折り曲げると「パキッ！」ときれいに切れます。

カットが終了したら、今度は石鹸でよく内側を洗います。

ボディに手の油がついていると塗料がのらないので、予め油を落とします。ポリカーボネイトの場合は内側から塗装するため内側を洗います。外側は透明な膜でコーティングされて後で剥がすので、外側に間違って塗るとあとでなくことになりますのでご注意を。

洗ったら水滴をぬぐってよく乾かします。水滴はティッシュで吸い込むといいですが、毛羽には気を付けましょう。ドライヤーを使うと速いですが、熱で変形するおそれもあるのでほどほどに。

お次は説明書とは異なり、窓枠の部分をマスクします。これは窓ガラスは透明の方が実車感がでる、というウチのこだわり。マスキングは子供にやってもらいました。もちろん内側にマスキングテープをはります。

マスキングテープでだいたい窓が覆われたら、外側からマジックで窓枠を黒く塗ります。こうするとカットする場所が分かりやすいです。マジックの黒線にそって、デザインカッター（アートナイフ、モデラーズナイフ）でマスキングを綺麗にカット。そうすると窓の部分のみがマスクされるという手順です。

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さあこれで塗装の準備は完了。もともと説明書の指定はツートンカラーでしたが、子供の希望によりダークメタリックブルーの単色で塗ることになりました。

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塗料はポリカーボネイト専用スプレーPSシリーズを使います。購入時はご注意を。

次回はスプレーです。

今回の製作時間：70分
総製作時間：321分
教訓：
・ポリカーボネイトボディのカットは子供だと難しい（硬い）
・マスキングテープは端をしっかり押さえて塗料が入らないように
・ボディは意外に手間と時間がかかる

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